褒めて育てても、叱って育てても
そこに愛情が無ければ意味がありません。
そもそも、人を変えることはできません。
自分の魂を愛・調和・感謝に変えることが
自分の出来ることです。
褒めることも、叱ることも、どちらも大切です。
愛と調和と感謝があれば、必ず運の良い方向に進みます。
日本人は、好き＝愛する、嫌い＝愛せない
と思う方が多いようですが
真理は、好き＝嫌い＝感情 です。
愛＝すべてはひとつで、好きも嫌いもなくひとつが愛です。
歴史的に日本人は、愛するという言葉に慣れてなく
尊敬という言霊のほうが解りやすいのかもしれません。
僕が育った時代は、食事の時、好き・嫌いなく食べなさいと
言われたものですが、一方で子供の好き・嫌いを聞いてあげることが
愛だと思う親も多く出てきた時代だったようです。
日本が高度経済成長を経て、一億総中流になってきた頃です。
もちろん、好き・嫌いが悪いのではなく、好き・嫌いがあるのが人間です。
ただ運が良くなるためには、高度精神成長が必要です。
嫌いなもの、嫌いな人でも、どこか尊敬できるところを見出し
感情をマネジメントできると、愉しく生きて行けると思います。
仕事とは「事につかえる」ことです。
人様のお役に立つ事に仕えることです。
その仕える事を楽しむには
一生懸命さと向上心をベースに
行動して成果が出たときに楽しくなるのです。
基本的には誰かが楽しくしてくれるのではなく
自ら楽しくなるしかありません。
また楽しい仕事と言うものもなく
仕事を楽しむしかありません。
仕事を楽しむには
一生懸命さと向上心をベースに
行動して成果を出して行くしかありません。
このスピリットがあれば、どんな仕事でも楽しめます。
楽しい仕事を探している間は、運が悪くなるでしょう。
仕事を楽しめる方は、運が良くなります。
人生には時として不合理なことが起こります。
とても良い人が病に倒れたり、事件に巻き込まれたりすることがあります。
現実世界では悲しい、不合理なことですが
精神世界では、愛と調和の法則が働いているようです。
良い事も悪い事も、調和しています。
良い事があったら、みなさまとおかげさまに感謝することです。
悪い事があったら、謙虚に反省して、学びの機会と感謝することです。
運が悪くなる人は
良い事があると、有頂天になり
悪い事があると、人のせいにして、責任を放棄します。
すべては、愛＝ひとつ
調和＝バランス です。
魂に感謝することができれば、運が良くなります。
神奈川県で多くの生徒を難関中学に合格させている
宮本算数塾の先生の言葉です。
「子供は愛玩動物ではない」
宮本先生は大手予備校の講師をしていた頃
生徒たちのために親切でやさしい先生になろうと
時間外も生徒たちの質問を受け付け
一生懸命がんばっていましたが
あまり生徒たちの成績は上がらなかったようです。
結局やさし過ぎると、いつでも先生が教えてくれると甘えが出て
自分で考えることをしなくなるようです。
それに気が付いた宮本先生は、独立後
教え過ぎない教育方法を実践し、今日あるそうです。
子供を育てると言うことは、大人にすると言うことです。
大人になると言うことは、自立すると言うことです。
「子供は愛玩動物ではない」
この言葉の意味を、よく考えてみたいものです。
