「自助論」は明治4年に
「西国立志編」として出版された書籍です。
福沢諭吉の「学問のすすめ」と並んで
当時の大ベストセラーでした。
「天は自ら助くる者を助く」という格言から書き出しが始まる
独立自尊や自己啓発を促す書籍です。
著者は英国のサミュエル・スマイルズで
1859年に英国で出版されました。
その頃の英国は世界最強の国家と言われていました。
それを支えていたのが自助の精神を持った
イギリス国民だったようですね。
ところが20世紀になると
当時の新興国の米国に段々と追い抜かれ
20世紀半ばには基軸通貨も米国に移りました。
仕方がないことですが、成熟した国家の民は
自助の精神を失い、依存心を高めて行くようです。
今後日本が衰退するかどうかは
日本人の自助の精神の問題になるかも知れません。
2012~13年ぐらいに
明治維新や昭和の戦後に匹敵する
パラダイム転換が起こりました。
今回もまた自助の精神で
自立と相互扶助の社会を創って行きたいものですね。
運も良くなります。
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