日本人には「謙譲の美徳」があります。
自分が下がって、相手を立てることですね。
たとえば、プレゼントを送る時も「つまらないものですが・・・」とか
自分の家族を「うちの愚妻が・愚息が・・・」とか言う場合があります。
本当につまらないものとか、愚妻・愚息と思っている訳ではなく
自分の側を誇るのではなく、へりくだることによって
相手を立てることを美徳とした文化なのです。
戦後だんだんと、欧米文化が浸透してきて
自分の側を誇る場面も増えてきましたが
どちらが正しいかは言えませんが
どちらも行き過ぎると問題が起こります。
自分を愛せない人は、もしかしたら「謙譲の美徳」に執着しているのかも知れません。
自分を好きで、好きでたまらない人も、我欲の執着ですね。
自分を嫌いで、愛せない(と思い込んでいる)人も、我欲の執着ですね。
愛するとは思いやりや慈しみです。
人にも自分にも、調和ある思いやりや慈しみがある方が
運が良くなります。
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