日本人の良いところだと思うのですが
勝者だけほめたたえるのではなく
精一杯やって負けたのなら
敗者にもエールを送るところです。
柔道でも剣道でも
礼に始まり礼に終わるという
敗者にも勝者が礼をしたり
平家物語や桜の散り際に見られるように
敗れ行く、去り行くものにもあわれを感じることができるのは
「勝てば官軍」的な大陸の考え方よりも
美しさを感じられるのではないでしょうか。
勝者であっても
何をやっても勝てばいいとか、えばっていたりとか
勝ったとしても
いつかは敗北の時が来る恐怖感など
美しくない感情が湧いてくるのは
敗者に対する礼が無いからではないでしょうか。
日本人なら「もののあわれ」を理解して
勝者にも敗者にもエールを送って行きたいものです。
日本は大きな調和である大和の国ですものね。
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