AKB48の旅

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第23回日本映画プロフェッショナル大賞で、2年連続の主演女優賞受賞

2014年04月19日 | AKB
http://www.oricon.co.jp/news/2036457/full/

http://nichi-pro.filmcity.jp/

この日本映画プロフェッショナル大賞というものの、設立主旨や選考委員の顔ぶれからして、けっこうガチな賞と判断しても良いのかな。こういうところでの2年連続の主演女優賞というのは、なかなかに価値があると思われる。素直におめでとうございますと言いたい。

卒業時点でのAKBの前田敦子という名前には、相当な知名度があったはずだし、バックにはもちろん秋元康氏がついてるわけで、大作映画にねじ込もうとすれば、そんなに苦労することもなく、恐らくは容易にできたはず。なのに、敢えて、という言い方が相応しいのかどうか分からないけど、「苦役列車」「クロユリ団地」「もらとりあむタマ子」のような、単館系というとちょっと違うかも知れないけど、そういった規模の作品に出演して、少なくとも巨額の宣伝費がつぎ込まれるような大作には、キャスティングされてこなかった。

そんな作品への出演という判断は、前田さんご自身のものだったのか、それとも秋元氏のアドバイスだったのか、その両方だったのかも知れないし、もしかしたら本当にたまたまだった、オファーに任せただけなのかもしれない。いずれにせよ、こうして分かり易い形で結果がついて来たというのは、やはり前田さんの強運のなせるわざと見なせるし、もちろん実力でもあるだろう。

秋元氏はもちろんのこと、前田さんと一緒に仕事をした監督達が、皆絶賛だったのも事実と言えば事実。そんな評価をどう見るか、額面通りと取る善意の視点から、それこそ電通の陰謀的な悪意の解釈まで様々だろうとは思う。けれども少なくとも私自身も、既述の通り前田さんの才能を高く評価させていただく立場なわけで、そんな立場の一つの補強材料として、この受賞を受け止めるというのは悪くないんじゃないか。