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AKB48の旅

AKB48の旅

松井珠里奈の運

2012年09月17日 | AKB
Jの名は、昨日書いた中に敢えて入れなかった。理由は簡単で、Jは試されてないから、というと何のこっちゃと思われるかもしれないけど、この人の現状は、歴史は、最初から持ってた、全部与えられてた、その範囲を超えていないと思うから。すべてを持ってたというそれ自体を、強運の持ち主として見なすことは不可能ではないだろうけど、そこに「試し」というキーワードが見えない。

「大声ダイヤモンド」のリアルタイムを知らないので、当時の空気感とかは分からないけど、そもそも空気感みたいなもので確かめられるものでもないだろう。数字としてはオリコンの週間3位、年間109位。現状からみれば、平凡以下でしかない。以後、成長の物語は語れら続けたけど、「運を持ってる」のかどうかは不明のままなんじゃないか。

AKBの物語を、前田敦子、高橋みなみの二人が運をつかみ取った、正しくは「運があった」「神に愛されていた」という結果ととらえるとき、Jはまだその物語の中で守られたままに見える。指原莉乃がそこから弾き出され、新しい何かをつかみ取った、方向性とかは置いといて、つまりは「運があった」「神に愛されていた」ことを明らかにしつつあると思うけど、そんな「試し」の瞬間が、いつかはJにも訪れることになるのか。

ちょっとキリスト教的になりすぎてるのは反省だけど、AKB関連に宗教のにおいを感じ取る人も多いようだし、それで嫌悪感を持つ、みたいな意見を目にすることがあるけど、マジであればあるほど、人は宗教的存在でしかあり得ない、そんな現実に直面してるってことに自覚的になれるだけでも、それは悪くないことだと思うよ。