マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

脚本対決

2007-07-05 12:03:33 | ラーメンズ
ラーメンズの小作品の中には、国宝級の笑いの品が沢山ある。
その中の一つに、「読書対決」というコントがある。
本日は、そのネタのパクリ。



この世界では作品紹介の試合がゲームとして成立している。
お互い、自分の作品の面白さを競うのだ。
勝者は、かっこよく、脚本を閉じる事が出来る。
ここにいる二人、相手の脚本が面白かったら、負けないように嘘の内容を読み始める。

A「イ・ビョンホン」
B「小林賢太郎」

A「美しき日々」
B「バニー部」

A「性格の捻じ曲がった男が改心する話」
B「思考が捻じ曲がった男が改新する話」

A「シンナラレコード店店内」
B「イナバ高校バニー部部室」

A「ミンチョルは、執念深い女ヨンスと出会う」
B「松料太郎は、天然ボケの男仁と出会う」

A「彼は、ミンチョル語録を連発して彼女の心を虜にする」
B「彼は、パニカ語とイノセントな目つきで彼の心を虜にする」

A「しかし、そんな幸せな日々は長くは続かず、次々にミンチョルに不幸が襲い掛かる」
B「こっちだって、四代目部長の地位は長くは続かず、次々に不幸が襲い掛かる」

A「父親は殺人者でアライグマ。義母は弟を溺愛しているコアラ。妹はブラコンのシマウマ。義弟はお多福星から降って来たカバ。妻はバタバタ走るきりん。自分もいつ人間でなくなるのか、何に変身してしまうのか、そんな事を考えると夜も眠れぬ程だった」
B「頭に極太の毛糸を張り付けた仁は、ギリジン星人、たかし父さん、バカ柳、渦巻ジョニーディップ風、等々の個性的なキャラに変身し、人気を独占。料太郎は自分の地位が崩れ落ち、いつ社長から、下高井戸店に移動命令が出されるのか考えると、夜も眠れぬ程だった」

A「そんなミンチョルにある日、口紅が異様に赤いサーカス女団長が近付いて来る。そして、お前の家族を一山1000ウォンで譲って欲しいと持ちかけられる」
B「そんな料太郎にある日、一人立ちの話が持ち上がる。仁と離れて、自分だけの力を試してみないかと、企画が出される」

A「ミンチョルは即決して、この話を承諾する」
B「料太郎も、即決して、この話を承諾する」

A「しかし、だんだんと家族を売った事に良心が痛み出し自責の念に苛まれる」
B「しかし、だんだんと自分の発する言葉に反応が欲しくなり、人恋しくなる」

A「そして、後悔と懺悔の狭間に揺れながら、改心し自ら宗教を起こし、自分の体を清めのムチによって罰し、厳しく打つ、日であった。バチン!!」
B「えっぇぇぇーー。お前の勝ちなの?」
A「そうだよ。うつくしきひび。アナグラム変換して、きびしくうつひ」
B「ぎゃあ!それオレのネタじゃん!!」



コメント (5)
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