ヒュースタ日誌

相談機関「ヒューマン・スタジオ」の活動情報、ホームページ情報(新規書き込み・更新)を掲載しています。

「『ごかいの部屋』創刊15周年記念集会」事前情報(1)

2017年09月22日 10時14分40秒 | 記念企画
 代表の丸山です。

 台風の被害が報道されている今日この頃、皆さまご無事でお過ごしでしょうか。

 さて、標記イベントの開催まで、いよいよ2週間半となりました。そこで、本日から1週間に1回、計3回にわたって詳細情報をお届けします。

 最初に、開催趣旨と第1部についてのご説明と、分科会③のご紹介をいたします。

 このイベント(以下「ご15会」と表記)は、当スタジオ(以下「ヒュースタ」と表記)の看板業務として当スタジオの存在価値を決定づけているメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』(以下「ごかいの部屋」と表記)の創刊15周年を記念して開催する“周年行事”です。

 『ごかいの部屋』は不登校・ひきこもり分野でトップクラスの1150人余りという登録読者を得ており、掲載してきたコラム(本文)は191本。その4分の1余りは3年前の4月『不登校・ひきこもりが終わるとき』という本(以下「拙著」と表記)にもなり、こちらも8000部が刷られるヒット作となっています。

 そこで「ご15会」では『ごかいの部屋』と拙著のどちらかまたは両方の愛読者のなかから、有名当事者を中心に人選し、それぞれが得意とする角度から不登校またはひきこもり(おとな)の理解に役立つ分科会をお願いしました。

 私が話す第1部では、創刊から現在までの歩みと拙著の普及ぶりを簡単に説明したあと、拙著に掲載していない文章をもとにした記念講演『不登校・ひきこもり対応を考える~何が適否を分けるのか~』を行います。

 続く第2部の分科会③「メルマガをテキストに~家族会はこう行われる~」では、スタッフの遠藤恭子氏を加えて『ごかいの部屋』の最新号をテキストに使用する家族会「しゃべるの会」の疑似体験を行います。

 『ごかいの部屋』について遠藤氏は「不登校状態となった息子の状態や心情が理解できず、むやみに自分を責めていた最中に出会えました。過去のコラムにもさかのぼり、全てを夢中になって読み切りました。そして、あれほど理解できなかった息子の状態と心情がスーッと理解でき、いつの間にか、息子との溝を埋めることができる心になっていました」と語っています。

 氏はその後「しゃべるの会」への参加と相談の利用を通じて自身の心と息子さんとの関係の安定を得たことに恩を感じ、3年前の9月の組織改編からスタッフになって、都合のつくかぎり献身的にボランティアをしてくださっています。

 この遠藤氏と私による分科会③、短い時間ですのでさわりだけになりますが、ヒュースタ流の家族会を体験しながら、不登校・ひきこもりへの理解と対応のヒントをお持ち帰りいただけるよう準備します。

 不登校状態にあるお子様のご家族の方はもとより、ひきこもり状態にある方のご家族の方もお越しいただき、何なりとご質問ご発言ください。

 次回以降、分科会のご紹介を中心に開催情報をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに。


ご15会の申込方法が記載された開催告知を見る
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