ヒュースタ日誌

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『ごかいの部屋』第179号

2010年07月22日 20時04分31秒 | ホーププロジェクト
 昨夜、当メルマガ史上最悪の「1週間遅れ」で配信しました。登録読者の方には1週間もお待たせして申し訳ありませんでした。

 今号のコラムは、3回シリーズ「親の悩み・親の心配」の最終回で、親御さんからよく聞く言葉として「いつまで同じことを続けなければならないの?」を取り上げました。

 先日閉幕したサッカーのワールドカップにちなんで「一進一退の試合展開が多いサッカーのように、一進一退のプロセスをたどっている不登校・ひきこもり」という切り口から話を始め、ただでさえそんなわが子をジリジリしながら見守っている親御さんが、精神科医やカウンセラーや相談員などから穏便な対応を指示され、それに従って言いたいことやりたいことを我慢していたり、同じ対応を来る日も来る日も続けていたりしておられると、前記の言葉が出てくることが多い、という認識を示しています。

 親御さんのそんなお気持ちを理解しながらも、それに対して、行動として「指示に納得していないのなら納得できる対応を見つけること」を提案し、考え方として「適切な対応であっても、それをあるところまで繰り返さないと本人は動き出さないこと」を訴えています。

 いずれにしても、親御さんが納得でき、なおかつ少しずつでも本人に変化が見られるような対応であれば長く続けられ、前記の言葉は出てこないはずです。日々そういう対応を親御さんと考えている筆者ならではの意見ではないでしょうか。

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