よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

クリスマスの真実:凌奪された12月25日と日本教

2009年12月25日 | よもやま話、雑談
街には華やかなクリスマス・ツリーが乱立し、老いも若きもメリークリスマス・・・。コラムでキリスト教に対する私的見解をまとめたことがある。

一神教における愛と平和と皆殺し

キリスト教国家アメリカ中枢の黙示録的思考

ミトラ教の聖ミトラスの誕生日をキリスト教勢力が強奪してクリスマスに仕立て上げたことはあまり知られてはいない。一神教世界の習合は操作的かつ暴力的だった。

日本は、クリスマスを世俗的かつ、なしくずし的に換骨奪胎して商業主義に利用したり、享楽共有の記号に転換している。操作的だが、現世的で、かつ利用できるもは利用しようという多元・多層・多神的な日本の心象に納まっている。こうして12/24~25には、日本教キリスト派が顕現するのである。

まぁ、いいじゃない。1週間もすれば今度は、こぞって神社・仏閣に初詣。こうして日本教キリスト派に続いて、日本教仏教派、日本教神道派が忽然と顕現するのである。

日本教の共通点は?

「みんないっしょ」、「みんな仲間」、「ごちゃまぜ大好き」、「各宗教のいいとこどりに熱心」、「教義は日本語で暗黙的に共有される」、「オープンソース的」、「多元・多層・多神的」、「正典なし」、「人格的唯一神なし」、「人間が中心」。

・・・ということで、この一週間は毎年、刺激に満ちている。