よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

学期末、最後の授業→打ち上げ

2008年08月05日 | ビジネス&社会起業


今日は、社会起業家の田辺大さんを招いて田辺さんがリードしている社会的事業、考え方、今後の抱負などをケースとしてお話いただいた。非常に濃い内容、かつ意味が充満したメッセージをいただいたと思う。

それから東京工科大学ビジネススクール、アントレプレナー専攻の専攻長の尾崎弘之先生と学生さんもジョインいただき、にぎやかな講演となった。



その前に、大村と安力川のビジネスプランの発表会。ふたりともよかった。
安力川は、めずらしく?マジメモード。



あとは田辺さんを囲んで東京工科大学BS+農工大MOTのアントレプレナーで飲み会。



なんとお父さんが東京工科大学の大学院で学び、息子さんが農工大2年という親子も会場に。すごいです。



アントレプレナーシップでは株式会社起業とともにソーシャル・イノベーションの担い手の社会的起業にも力を入れている。もちろん、MOT専門職大学院の授業である以上、イノベーション創発、リスクマネジメントの旋律を織り込みながらのコース。



田辺さん、本日はありがとうございました!エネルギーをたくさんいただきました。



MOT、MBAやアントレプレナー系の大学院は現場でもっと絡んでいこう。今後もこのようなかかわりあいはつづけてゆきたい。よろしくお願いします。



さて教室内のインストラクショナル・デザインは、アクション・ラーニング手法を中心としてきた。当事者としてビジネスプランを2ヶ月半かけて作成するというもの。



やりたいこと、やれること、やるべきことをそれぞれの「場」で、拡散的、収束的に発想してアイディアを練り上げビジネスプランにしてゆくという手法。この流れのなかで、起業家発想をみにつけてゆく。



経営事象を事後的に分析するのではなく、創ろうとする経営事象の根拠を積み上げて仮説しストーリー化してゆく。伝統的な経営学のアプローチは経営事象の事後的な説明が中心なので、このコースは「逆張り」だ。



知識を使って人は思考を高め思索を深める。なので知識のインプットは大事だ。しかし、知識は使うことによって身体に粘着してくるし、他者のそれと研磨することによって熱の場力を生じさせる。

このアツさがイノベーション発生に繋がってゆけばしめたもの。



ビジネススクールや専門職大学院での大きな獲得価値は人と人との絆づくり、人脈づくりにもある。



上海出身でM1の才媛、呉さんと。後ろにはなぜか大村が・・・笑)