ともあれこの研究会での僕の講演記録はこちらから。
トラディショナルなオープンソースはビジネスモデルではなく、開発モデルとして発達してきた。なので旧来的なオープンソースを前提にしている限り、オープンソースに無理やりビジネスをくっつけても、オープンソースの周辺にならざるをえない。
導入支援、保守、サポート、スタックサービス・・・といったもう聞き飽きた平板な旧世界しかない。これらはオープンソース・ビジネスではなく、オープンソース界隈の周辺サービスでしかない。
コマーシャルなオープンソースは、プロプラなソフトウェアに対してもアンチテーゼであると同時に、伝統的なオープンソースにとってもアンチテーゼを提出するものだ。
<アンチテーゼ 1>
・ソースコードを公開しないプロプラビジネス ⇔ ソースコードを公開するCOS
<アンチテーゼ 2>
・開発モデルとしてのOSS ⇔ ビジネスモデルとしてのCOS
新世界=コマーシャル・オープンソースには、新世界を見たい人達、新世界を考える人達、新世界のモノゴトを使ってみたい人達が集まるべき。ということで、そのための日本コマーシャル・オープンソース・フォーラムは、その後、日本電気のご参加を得て、出展・プレゼンテーションともにすべての枠が満員御礼。
開発モデルとしてではなくコマーシャルなビジネスモデルとしてオープンソースを展望するとき、そこには、開発コミュニティにソースコードをオープンにしつつも、有償版は独自ライセンスで顧客にソースコードを提供するというマルチティアなライセンスモデルが登場した。
さらに、SugarExchangeに代表される、自らのソリューションを売れる開発者のための販売コミュニティが勢いづいている。開発者と消費者が一体化するprosumerの概念は、20年以上もまえにコーネル大学でアルビン・トフラーが提唱したものであったが、いまや、開発者、消費者、販売者がネットの場で一体化する驚愕の時代になりつつある。プロセルシューマ"proselsumer" on 楽市楽座 笑)とでも言おうか。Next Generationのひとつの方向は「一社多芸」「一人多芸」をサポートする場づくりだろう。こうなってくると多芸な人ほど、新世界では楽しくなるにちがいない。
トラディショナルなオープンソースはビジネスモデルではなく、開発モデルとして発達してきた。なので旧来的なオープンソースを前提にしている限り、オープンソースに無理やりビジネスをくっつけても、オープンソースの周辺にならざるをえない。
導入支援、保守、サポート、スタックサービス・・・といったもう聞き飽きた平板な旧世界しかない。これらはオープンソース・ビジネスではなく、オープンソース界隈の周辺サービスでしかない。
コマーシャルなオープンソースは、プロプラなソフトウェアに対してもアンチテーゼであると同時に、伝統的なオープンソースにとってもアンチテーゼを提出するものだ。
<アンチテーゼ 1>
・ソースコードを公開しないプロプラビジネス ⇔ ソースコードを公開するCOS
<アンチテーゼ 2>
・開発モデルとしてのOSS ⇔ ビジネスモデルとしてのCOS
新世界=コマーシャル・オープンソースには、新世界を見たい人達、新世界を考える人達、新世界のモノゴトを使ってみたい人達が集まるべき。ということで、そのための日本コマーシャル・オープンソース・フォーラムは、その後、日本電気のご参加を得て、出展・プレゼンテーションともにすべての枠が満員御礼。
開発モデルとしてではなくコマーシャルなビジネスモデルとしてオープンソースを展望するとき、そこには、開発コミュニティにソースコードをオープンにしつつも、有償版は独自ライセンスで顧客にソースコードを提供するというマルチティアなライセンスモデルが登場した。
さらに、SugarExchangeに代表される、自らのソリューションを売れる開発者のための販売コミュニティが勢いづいている。開発者と消費者が一体化するprosumerの概念は、20年以上もまえにコーネル大学でアルビン・トフラーが提唱したものであったが、いまや、開発者、消費者、販売者がネットの場で一体化する驚愕の時代になりつつある。プロセルシューマ"proselsumer" on 楽市楽座 笑)とでも言おうか。Next Generationのひとつの方向は「一社多芸」「一人多芸」をサポートする場づくりだろう。こうなってくると多芸な人ほど、新世界では楽しくなるにちがいない。