散歩日記X

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久々の旭川(4)

2018年08月04日 18時24分17秒 | 飲み歩き・北海道内
旭川の街中に戻ってくると、やけに人出が多い。浴衣を着ている人もちらほらという感じ。今日は何かのお祭りなんだろうな。これから行く店が混んでいないといいなと思いながら、居酒屋「DS」へ。

様子を聞いてみると、19時に予約が多く入っているので、それまでであれば大丈夫とのこと(現在17時)。それは良かったと、席に座り、さすがに今日はビールでスタートする。通しはこの店名物の酢大豆である。



1階はまだ静かだが、2階はもう親族や近所の仲間同士という感じの宴会客が続々と上がっていく。さて、まずは焼きナス冷やしと新子焼でも食べるかな。冷やした茄子はちょっと火照った体にちょうどいい(あまり気温が上がらなかったとはいえ、夏なので暑くはあったのだ)。



新子焼は予想注文で焼いていたのか、ある程度焼いていたものを仕上げたのか。思いのほか早くやって来て、ちょっとコッテリしたタレをつけて食べる。昼食が早かったせいか、腹が減ってきていたので、とにかく美味い。手が止まらない。



さて次は、刺身盛り合わせだ。出てきたのはホタテ、マグロ、つぶ貝、海老、タコ、数の子、カニ、玉子焼き。これには日本酒をということで、麒麟山を合わせる。麒麟山の過剰な旨みの無いすっきりした感じは、刺身にピッタリなのだ。





外にいた時は祭りモードでちょっと煩かったのだが、この店に入ると音が緩和されるせいか、ちょうどいい風情のざわめきが遠く聞こえる。座敷に座り、それを聞くともなく聞き、酒を飲むと落ち着くなあ。



ここでタコ串焼きに長野の酒、本金純米をもらう。



そして締めの品はこれだ。



「孤独のグルメ 出張編」で旭川に来た井之頭五郎が食べた、新子焼のタレを使ったタレご飯だ。カレンダーに登場するくらいの名物になってしまったらしい。


→食べかけではないので、ちょっと見苦しいかもしれませんが、ご勘弁を。

これは手が止まらずにあっという間に食べてしまい、漬物で酒をゆるゆると飲む。



こんな所で大満足であろう。19時前に混雑を回避して、上手い事一杯飲むことができた。さて、もう一軒くらい行きますか。



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