散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久しぶりの小樽へ(3)

2020年06月13日 18時01分31秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽文学館からアーケード街に戻る間に雨が降ってきた。何とか本降りになる前にアーケードの下に入り、小樽駅前方面に移動する。最後に軽く雨に濡れつつ、駅前の長崎屋へ。ここでちょっとした買い物をする。

長崎屋の1階は年配の方が集う時間つぶしエリアとして有名だが、さすがにこのご時世とあって席の間引きがされており、集まる人も少ない。何とかちょっと腰を下ろすところを見つけて休憩。

16時半過ぎに雨が上がったので、再び繁華街へと戻る。途中で明治44年創業の澤の露本舗に立ち寄り、澤の露(飴)を購入。少しでもお金を使って行こう。



その後、小樽で金を使うならばと思っていた1軒目、居酒屋「O」へ。



少し明るめに「どうも~」と挨拶をしながら店に入る。時に地元の予約客で満席になってしまう人気店だが、さすがに今日はカウンター席が丸々空いていた。飲み物はレモンサワー、いつもの刺身盛り合わせでスタート。



刺身はマグロ、イカ、ゲソ、帆立、ホッキ、赤貝、甘エビ、平目と豪華な取り合わせである。これは後で頼む千歳鶴生酒に取っておいて、レモンサワーには笹竹の天ぷらを合わせよう。



最初に注文したら「今日は熊が出て入荷しなかったんだよ」と言われたが、「あ、ちょっとだけあります」と言われて出してもらったのだ。量はこれだけあれば十分だよ。早速食べてみると、何とも青々とした香がいい。そのまま食べても笹竹の味が十分楽しめるし、塩味も良し、そして天つゆにたっぷり浸して食べるのもまた良しだ。

日本酒をもらって刺身を食べてから、次はつぶ焼きを行ってみるか。



おお、立派なつぶ貝がやって来た。苦労しながらつぶの身を取り出す。鉄串が付いてきたのはありがたいが、貝が熱くて押さえるのに苦労したのだ。取り出したやつを丸ごと食べると、身から内臓まで全体的に上手いね。特に肝の所が美味しいやつが一個あったが、多少の個体差もあるんだろうな。



これで結構腹が一杯になって来て、締めはどうしようか。少しお金を多めに落とすかということで、お好み寿司のイカと平目を注文した。一人前は食べられないので、この位が良いんだな。



寿司を食べて勘定をしてもらう。今日は普段と少し違うものを注文し、大満足の仕上がりであった。私以外の客は3人組、2人組がそれぞれ一組づつということで、まだ大変な状況が続くのであろう。そんなに多くは来れないが、応援したい店なのである。


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