散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

疲労回復には…

2012年12月01日 18時57分14秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
もう何だかぐったりしてきた。そんな日の夕食は鰻にしてみよう。燗酒を注文して、まずは鰻串焼きセット。



レバーは鰻大量死という感じだが、さっぱりしたタレで美味しい。



疲労回復にかにもずく。酸味がいいし、蟹の味もしっかりする。

次のくりからはわさびをたっぷり乗せ、醤油で食べる。あっさりの中に、鰻のねっとりとした食感と味わいが感じられる。



板わさとわさび漬で、ゆるゆると酒を飲む。ここで「たんざく」を追加だ。





おお、鰻の内臓、かぶとの各部位も美味しいのだが、鰻の身そのものはやっぱり美味いね。生姜醤油で食べたのだが、この味の強さであれば、にんにく醤油という選択肢があるのも良く分かる。

続いてはうなぎしゃぶしゃぶ。さっと白焼にした身を湯にくぐらせると、これまた違う味わいが活性化するのだ。





5切れしかないので、一枚一枚大事に食べる。レタスの食感もいいし、ポン酢に薬味をたっぷり投入すると、これがまた合うのだ。



そして最後は鰻雑炊だ。最初から出汁のいい香りがする。茶碗に取ろうとすると、中に粘りがあった。餅が入っているのだ。「餅かあ、うん、これはありだな」と日本の食を再認識して、腹も一杯だ。



この店、見ていると結構若い客も多い。寿司屋さんよりは気楽な、ちょっとしたご馳走なのだろう。メニューにカツ定食があるのも、家族連れの中で鰻が苦手な人(特に子供)に注文されているようだった。誰が頼むんだ、と疑問に思っていたが、意味があるものだ。

最後にほうじ茶の香りも楽しんで終了。お店で働く女性陣のおっとりしたサービスも心和む、鰻の「K」であった。


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