ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その141 英会話の学習

2018-01-04 09:51:10 | 6.私の感想・考え

英会話の学習

これも、英会話からのヒント。

英検面接委員をなさった酒井さんと言う方が、いろいろ述べておられます。

1932年にオグデンというイギリス学者がたった「850語」で日常会話の大半が成立すると発表し、その後、ピットマンという人が700語で会話の7割が成立するということを発表したそうです。

彼はそれを受けて、英語を話すために十分な語は「1772語」でいいという結論を引き出し、それらを含んだ、81からなる短文を選び出し、「九九」のようにして覚えれば、英語が話せると言う訳です。

 

この考え方からしますと、私の考え方もそんなに違わないと考えます。基本になる語彙をしっかり覚えなさいということと、それを使った短文をしっかり覚えなさいというのは全く同じです。

また覚えるには、語彙単発で覚えるより、覚え易い、発音し易いグループにアレンジして、覚えなさいとおっしゃっているように考えます。

特に漢字などは、そういう方法である熟語で、覚えるのが適切と考えます。

 

発音に関しては何も述べられていませんが、英語の場合は、強弱(アクセント)がメインになりますが、日本語の場合は、仮名に対して、発音は一種類しか有りませんので、それに近い母語で練習してもらうのが無理のない、早い方法と考えます。

例え、単語の音の高低を間違えても、ネイティブには、文脈で間違いがすぐ分かりますから、大した問題では有りません。

また、基本は、正確も去ることながら、ネイティブが、良い方向に聞き間違えてくれるように持って行くことこそ大切です。


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