ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その189 N1et

2018-08-24 04:34:32 | 6.私の感想・考え

 N1et

 前述の助詞の用法訓練用のフラッシュカードに使うデータを集めていますと、「N1et」なるものを見つけましたが、何だろうと言う訳です。「N2et」というのは、既に、知っていました。「みん日」の教え方をオーソドックスな方法で説いています。自分なりの教案を制作するときにはお世話になろうと考えていました。

 同じ方が制作されているようです。現役の日本語教師の方で、従いまして、現場の様子は、かなり良く分かります。編集の方法も、テーマ別にアクセスできるようになっていて、今までのように、前から順番に押しなべて全部を説明するやり方とは異なっています。全体を俯瞰することはできませんが、集客にはこの方が、優れているようで,最近のホームページ等は皆そうなっています。日本語教師を目指す方は、ある程度実態を踏まえた方が良いので、ご参考になさった方が良いと考えます。

 前項で、「傾向と対策」なるもののことを述べましたが、ここに一つありました。『時を表す助詞「に」は、数字の入った時を表す言葉には、「に」を付けますが、それ以外の時を表す言葉には付けない』と有りました。こんなの全く気が付きませんでした。こういう類のノウハウを沢山身に付けたいのです。初学習者に説明するのは一苦労ですが、こういった類のものを次々に示すことが出来れば、直ぐに、学習者の信頼を勝ち取ることが出来るでしょう。

 練習問題を探していて気が付きましたことは、どうも問題の羅列だけに終わっているような感じが致します。これさえやっておけば、間違うことがなくなるよとか少なくなるよとかいうものがないかと考えるようになりました。

 研究論文も数多あるようですが、分析だけに終わっているような感じが致します。従いまして、ソリューションの提示は、なかなか見つかりません。傾向としまして、母語に引っ張られた誤用というのが多そうで、当たり前と言えば当たり前ですが、時間を掛ければ少なくなる傾向にあり、文章構文が日本語によく似た言語を話す人達(韓国人)とそれ以外の人達との比較では、改善のスピードが異なるということで、これも、ごく当たり前の傾向でしょう。助詞を母語に持たない言語を話す方達への教え方に工夫が必要ということになると考えます。

 N1et

https://jn1et.com/

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