ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その1

2016-03-31 07:08:31 | 5.検定試験
スタート
 日本語指導者講習、ボランティアの日本語教室に参加して、およそ1年経ちました。かなり、現行の日本語教育が見えてきましたし、特に難しい初学者への接し方も見えてきました。そろそろ、検定試験の準備に入ってもよいのではないかと考えるように成りました。

 検定試験は、その範囲が、多岐に渡っておりますので、正直にテキストを購入しますと、出費が、バカになりません。そこで、中古のテキストでも手に入らないかと、日本語指導者講習の講師に相談しましたら、一冊で出来る本がありますよと、いとも簡単な答えでした。そんなものかなと、ネットをあたってみますと、彼等は、頭が良いのか、5~6冊のテキストを、4~6ヶ月程度の学習で、試験をクリアしているのです。

 記憶力の低下している私には、勇気付けよりも、そんなに上手く行かないだろうと、却って、ガッカリしてしまいました。しかしそうも言っておれませんので、やる気を、奮い起こさねばなりません。記憶力は低下しても、恐らく「知恵」は、衰えていないと考えますので、何とか知恵を絞って、記憶力の低下をカバーして、合格に漕ぎ着けたいと考えます。

 まずは、「これ一冊でOK」と言う本で、どんなものか、様子見にやってみますか・・・・・・・・



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その39 MISJ教授法

2016-03-31 07:00:11 | 6.私の感想・考え
MISJ教授法(岩崎美紀子氏考案)

 海老原氏と同じように、およそ30年前に、新しい教授法を考案されました。この方も理系出身のようです。 いずれ参考にさせていただきたいと考えていましたが、残念ながら、能書きだけで、実例が伝わってまいりません。たまたま、NHKの「使える!伝わるにほんご」を執筆されているのが分かりましたので、テキストを取り寄せ、参考にさせてもらおうと考えました。

 目的が、「大人の会話」ができるようにとありますので、多少、日本語会話が出来、ブラシュアップしたり、原理・原則を復習したりするための講座のようです。 恐らく、初心者には、説明文の中の用語は、全くわからないと考えます。

 しかし、第一課の「○○は日本語で何と言いますか?」を見ますと、私の昔のことを思い出します。韓国で最初に始めたのが、こういう質問からでした。そしてやはり「こ・そ・あ・ど」を、最初の頃に、覚えました。
 韓国語の場合は、発音こそ、慣れない日本人には難しいですが、遂次翻訳しても、通じるので、日本人にとっては、比較的やさしいのではないでしょうか。また、語尾の言い回し方は、似たようなものなので、集中して覚えました。漢語は、そうでも有りませんが、韓国語のやまとことばに当たる言葉は、やはり、憶えるのに時間が掛かりました。

 MISJ Programs
  http://www.ilpd.jp/misj/appletree.swf
 MISJの日本語能力評価基準
  http://www.ilpd.jp/misj/j/goal-chart.swf

 残念ながら、先生ご自慢の「短時間で習得」のアイデアは、見つけることが出来ませんでしたし、お金を払って、時間を割いてまで、習得する気が有りませんので、彼女の教授法に接することはないでしょう。

 ということで、本気で取り組む学習者は、ご自分に適した学習方法をいろいろ探しまわり、試行錯誤しつつ、知恵を絞って、見つけてやるしかないようです。

 いずれにしても、ご自分で習得しなければなりません。我々が指導するわけでも有りませんし、我々が努力しても何ら役に立ちません。指導者というよりは、カウンセラーや、相談相手であって、いろいろな勉強方法を提案し、学習者に合った独習方法を見つけるのを手助けする程度しかできないのではないでしょうか。
 今後も、そのような考え方で、アプローチしたいと考えます。

岩崎メソッド 
   http://www.ilpd.jp/misj/j/iwasaki_methods.htm



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その38 文法用語

2016-03-31 06:57:52 | 6.私の感想・考え
文法に関する専門用語
 「みんなの日本語初級Ⅰ」の外国語版を見て、「文法に関する専門用語」の各国語訳の有るのを見つけましたので、それらを利用し、一覧表にしようと考え、ついでに、中級の文法解説版も、見ました。やはりここにも「文法に関する専門用語」の各国語訳がありました。
 「直接法で教えなさい」と言われたり、「みんなの日本語の本冊」しか見ていない日本人の日本語教師の方々は、このことに、全く気が付いていないと推測します。

 教える際、それら日本語のままの専門用語を使っても、よほどの方でないかぎり分かるはずが有りません。しかし、母語で、それら専門用語について説明されれば、理解できる学習者には、沢山いるでしょう。彼等に対しては、回りくどい教え方をしなくても、リストを準備しておいて、それを使って教えれば、理解するのが早いし、正確に伝わると考えます。出来る人には、出来る人なりに、出来ない人にも、それなりに、教えれば済むものと考えます。

 「教え方の手引」にそういった各国語訳が載っているのでしょうか?各国語訳を集めて、一覧表にし、その時に備えたいと考えます。





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