日本語教室
「まいった!」「まいった!」。Kさんから、「敬語」を教えてくれと言われました。まだ教え方の研究まで、進んでいませんので、どう進めようかと、戸惑いました。
日本語を教える場合、「あげ、もらい」「尊敬と受身のれる、られる」「敬語」「敬語とくっついたあげもらい」「漢字」が大きな山場であることが、分かってきましたので、頭の中を整理するために、各種表をとりまとめたりしてきました。しかし、まだ、教え方、あるいは、どう教えると、早く実際に使えるかまで考える余裕が有りません。
そこで、そういう場合に備えて、このブログにまとめた表を示して、とに角これを覚えなさいと言って、時間稼ぎをしようと、しているのです。
助動詞「(ら)れる」や「せる」
http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/d5568b2703a4dbe3826537cefbc644e5
敬語
http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/1bcbb745752a4ba58c8e7b7224700a33
さて、どんな時に、どんな場面で使われるのかを考えました。
恐らく、最初は、自分が使うよりも、相手が使う場合が、決定的に多いでしょう。また、日本においては、拙い日本語使いは、まだ、イクスキューズが効きますので、たとえ、間違って使っても、殆ど心配いりません。ただし、イクスキューズの効く期間が有りますので、その間にしっかり失敗して、ネイティブに直してもらう必要があるでしょう。
また、覚えるときは、せっかくですから、しっかり口に出して、口癖にし、スムースに口から出てくるようにしてください。
といいますのは、ステップアップして、自分から敬語を使わなければならなくなった時、それを、やっていませんと、口が回らなくて、たどたどしい話し方になってしまいます。それでは、却って、相手は、見苦しく感じてしまいます。
「おもてなし」どころか、「マニアル」通りにやろうと必死の姿に見え、見苦しく、「何やってんの」と感じます。たとえ、マニアル通りであっても、それを感じさせない「フリ・演技」をしなければなりません。そのためには滑らかに出てこなくてはなりません。
ということで、まずは、「敬語の聴解」でしょう。焦点を絞るとしますと、接客業や案内業を職業とされている人たちが使う敬語に慣れ、聞き取れることだと考えます。そして、聞き取ることさえできれば、生活するうえで、困ることはないでしょう。
ただし、注意しなければならないのは、前述のように、いつまでもイクスキューズが効くわけではありません。日本語が上達した場合は、それに見合った敬語が使えないと、今度は、逆に、「こいつ失礼な奴やな」と思われてしまいます。たまに不具合が出るくらいなら、勉強途中だなと考えてくれますが・・・・・。
で、その場合の解決方法は、丁寧語さえ使っていれば、たとえ不具合が有っても、ほぼイクスキューズが効くでしょう。これも、修行途中と考えてもらえます。
ステップ2は、丁寧語がしっかり使えることでしょう。
ステップ3は、いよいよ仕上げで、尊敬語が使えるようになることでしょう。
敬語自体は、既に、文法的には、聞き取れ、使えるようになっていますので、後は、TPOの区別ができるようになるかどうかでしょう。
TPOの使い分けをどう考えるか・・・・・・。我々ネイティブも、何を頼りに使い分けているのでしょうか。
①自分と他人の一対一の会話の場合
(相手が身内・知り合い・赤の他人、目上、目下、年長者、経験豊富な人、優れたスキルの持ち主、ご自分の相手に対する尊敬の度合い等々)。
②他人の単独の行動について見聞きしたことを、第三者に話す場合。
(話題の主が、目上、身内、等々)
③自分と他人との行動を第三者に話すとき
(身内・社内の事柄を外部の人と話す等)。
やはりこれらも、一気にやるのではなく、やりやすい所から、あるいは、頻度を考えて、ステップを踏み、やって行きたいと考えます。
「まいった!」「まいった!」。Kさんから、「敬語」を教えてくれと言われました。まだ教え方の研究まで、進んでいませんので、どう進めようかと、戸惑いました。
日本語を教える場合、「あげ、もらい」「尊敬と受身のれる、られる」「敬語」「敬語とくっついたあげもらい」「漢字」が大きな山場であることが、分かってきましたので、頭の中を整理するために、各種表をとりまとめたりしてきました。しかし、まだ、教え方、あるいは、どう教えると、早く実際に使えるかまで考える余裕が有りません。
そこで、そういう場合に備えて、このブログにまとめた表を示して、とに角これを覚えなさいと言って、時間稼ぎをしようと、しているのです。
助動詞「(ら)れる」や「せる」
http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/d5568b2703a4dbe3826537cefbc644e5
敬語
http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/1bcbb745752a4ba58c8e7b7224700a33
さて、どんな時に、どんな場面で使われるのかを考えました。
恐らく、最初は、自分が使うよりも、相手が使う場合が、決定的に多いでしょう。また、日本においては、拙い日本語使いは、まだ、イクスキューズが効きますので、たとえ、間違って使っても、殆ど心配いりません。ただし、イクスキューズの効く期間が有りますので、その間にしっかり失敗して、ネイティブに直してもらう必要があるでしょう。
また、覚えるときは、せっかくですから、しっかり口に出して、口癖にし、スムースに口から出てくるようにしてください。
といいますのは、ステップアップして、自分から敬語を使わなければならなくなった時、それを、やっていませんと、口が回らなくて、たどたどしい話し方になってしまいます。それでは、却って、相手は、見苦しく感じてしまいます。
「おもてなし」どころか、「マニアル」通りにやろうと必死の姿に見え、見苦しく、「何やってんの」と感じます。たとえ、マニアル通りであっても、それを感じさせない「フリ・演技」をしなければなりません。そのためには滑らかに出てこなくてはなりません。
ということで、まずは、「敬語の聴解」でしょう。焦点を絞るとしますと、接客業や案内業を職業とされている人たちが使う敬語に慣れ、聞き取れることだと考えます。そして、聞き取ることさえできれば、生活するうえで、困ることはないでしょう。
ただし、注意しなければならないのは、前述のように、いつまでもイクスキューズが効くわけではありません。日本語が上達した場合は、それに見合った敬語が使えないと、今度は、逆に、「こいつ失礼な奴やな」と思われてしまいます。たまに不具合が出るくらいなら、勉強途中だなと考えてくれますが・・・・・。
で、その場合の解決方法は、丁寧語さえ使っていれば、たとえ不具合が有っても、ほぼイクスキューズが効くでしょう。これも、修行途中と考えてもらえます。
ステップ2は、丁寧語がしっかり使えることでしょう。
ステップ3は、いよいよ仕上げで、尊敬語が使えるようになることでしょう。
敬語自体は、既に、文法的には、聞き取れ、使えるようになっていますので、後は、TPOの区別ができるようになるかどうかでしょう。
TPOの使い分けをどう考えるか・・・・・・。我々ネイティブも、何を頼りに使い分けているのでしょうか。
①自分と他人の一対一の会話の場合
(相手が身内・知り合い・赤の他人、目上、目下、年長者、経験豊富な人、優れたスキルの持ち主、ご自分の相手に対する尊敬の度合い等々)。
②他人の単独の行動について見聞きしたことを、第三者に話す場合。
(話題の主が、目上、身内、等々)
③自分と他人との行動を第三者に話すとき
(身内・社内の事柄を外部の人と話す等)。
やはりこれらも、一気にやるのではなく、やりやすい所から、あるいは、頻度を考えて、ステップを踏み、やって行きたいと考えます。