本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

今週の言葉 8/23~8/29 「 ののさまは口では何にも … 」

2010-08-22 14:53:41 | 今週の言葉
     『 しっている 』    


        ののさまは   口では何にも言わないが

       僕のしたこと知っている  知っている


       ののさまは  口では何にも言わないが

       あなたのしたこと知っている  知っている


 

 
 
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『 素 』 になれる時間 !

2010-08-21 22:29:36 | 住職の活動日記
 「 笑福亭鶴瓶 」 さん、とても好きな方です。

どこまでが、プライベイトで、どこからが仕事か区別がつかなくなった。

ということをお聞きしました。

 あのような仕事をされていて、そこまでの境地とは恐れ入ります。

「 もう、すべてが 『 素 』 なんや 」 とも言われておられます。


 『 素 』  ということ、とても大事なことのように思います。

なかなか 「 素 」 になれるということは出来ないのです。



 先日、 「 水子供養 」 に見えられた方、

若いカップルです。それもちょっと      してる

というか、今風の穴の開いたTシャツ  …   

何の糸口で話を始めたらいいのか ??

お参りしながら、そのことが頭をよぎります。

 話題はその時その時変わります。

何が出てくるか自分でも不安になります。

今日も何を話そう     とおもいつつもお経も終わってしまいました。


    …   …   


 よく見ると、お二人の顔が変わっているのです。

「 素直な 」 どこにでもおられるような、若い少年少女のような

二人の顔に驚きました。


 お参りする、ということは、

時分が 「 水子さん 」 にお参りしているつもりでも、

逆に 「 水子さん 」 から 「 素直な自分 」 にもどれる時間を

頂くのではないでしょうか ?

 意地も張ったり、けんかもしたり、見栄も張って、

結構、世間では、忙しい時間を過ごさなければいけないのです。



 そのようなことを話していましたら、

お互い顔を見合わせて、 ニコニコ    とされていました。

その笑顔が何ともいえない、いい子    になっていたのです。


 お寺とは 本来の自分を取り戻す場所というか、

『 素 』 に戻れる時間という 『 時 』 と 『 場所 』 なのでしょう。


 若いとてもすてきなお顔に出合いました。  
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 『 歸國 』

2010-08-20 22:14:15 | 住職の活動日記
 先日、終戦ドラマスペシャルとして放送されました。

お盆ということもあり、ハードに落とし込んでいました。

 考えさせられる 『 ドラマ 』 でした。

脚本の 『 倉本 總 』 さん、主演の 『 ビートたけし 』 さん

と、豪華キャストです。


 『 マッカーサー 』 が回想記の中でこう述べているのを思い出しました。


  The Japanese are a proud,sensitive,and

 industrious race.They ask no alms from

 anyone and expect none.

 They seek only the inalienable right to live.



 ( 英語がよくわかるわけでもありません。ただ、正確に伝えるにはそのままの方がいいのではと思ったのです。 )

 訳すと、

 「 日本人は誇り高く、敏感で、勤勉な人々だ。彼らは誰からも

   施し物をもらいたいとは思っておらず、またもらえるとも考えていない。

   日本人が求めるのは、だれにも譲ることのできない生存の権利、

   ただそれだけなのだ。」


マッカーサーは当時の日本人をこのように見ていたのでしょう。

今の自分を振り返り、随分と堕落してる、というか

誇りという言葉さえ忘れているような気がします。




 また、 『 ザビエル 』 は 「 ヤジロウ 」 という日本人に

神の福音伝える 『 忠誠心 』 を日本人に見たのでしょう。

「 ぼろは着て手も心は錦 」 日本人の崇高な精神を侮ってはいけない、

ということを 『 ローマ法王 』 に何通にも渡る手紙で述べているのです。



 それと、もう一つ 『 ガンジー 』 の言葉書きになったのです。

『 ガンジー 』 が日本に来た時、日本人を見て、

 『 胃袋と生殖器 』 が歩いていると、評したのです。

   「 グルメと○○ 」 ですか?

 言われてみれば、思い当たるところばかりです。

それから、 『 ガンジー 』 の

 『 七つの社会的大罪 』 という言葉があります。

  ○ 理念なき政治   Politics without

  ○ 労働なき富

  ○ 良心なき快楽

  ○ 人格なき学識

  ○ 道徳なき商業

  ○ 人間性なき科学

  ○ 献身なき信仰


 なんか、今の世の中どれ一つとして出来てないようです。


どうしたらいいのかわかりませんが  …


 この 「 帰国 」 というドラマ考えさせられました。 
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涼を求めて !

2010-08-19 22:38:44 | 住職の活動日記
 さすがに、昨夜の     雷雨

すごかったですが、一気に気温も下がりました。

 夜 車の中から見る 「 外気温時計 」 は24℃を指していました。

これで、少しは涼しくなるだろう ??

 一夜明けてみると、     一気に気温も上がり出しました。

35℃  です。


 我が家のネコたちも   をもとめて、

それぞれの居場所を確保しているようです。




     



 『 花子 』 涼しいうちは、石臼の中に収まっています。

石のひんやり感が何ともいえないのではないでしょうか。


 お参りの方が見えられ、本堂にクーラーを入れると、

早速、涼しいところを見つけて、お昼寝タイムです。




     




『 花子 』 はまだ、ノラの性質が残っているようで、

椅子のしたとか、机の下とか、安全な場所を知っているようです。




 アヤおばあちゃんは貫禄で、



  
      




 もう、女性を捨てているのでしょうか、 「 大の字 」 です。

この暑さは、この格好が一番でしょう。





       




『 銀太 』 は台所の隅で、一升瓶を枕に  …     です。

今日に限って、えらく隅っこの方で寝ているのです。

普段は 『 銀太 』 のほうが 「 大の字 」 というか

「 ばんざい 」 して、一本になって寝るのが得意なのです。




     




 正面からと思って、撮ったのですが     と目を開けて

「 なんや !  おまえか   」

みたいな目で見られて、      高イビキのようです。



 もう少しと思うのですが、まだまだ残暑が厳しいようです !


どうぞ、ご法体大切にゆっくり休養もとりましょう。     なさい

ませませ  
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菩提樹苑の花々

2010-08-18 17:26:12 | 住職の活動日記
  も元気に菩提樹苑では綺麗な花が咲いています。

 それにしても、今日の暑さは最高ではないでしょうか??

朝から 「 ご近所のお観音さん 」 へ、衣を着ただけ汗が噴き出してきます。

昼からは 『 菩提樹苑の島崎観音 』 へ、全部着替えたのですが、

すぐに肌着は汗まみれです。


 この  暑さ  のせいでしょうか ?  ややお参りの方も少なめです。

今日はクーラーの効いた部屋でじっとしている方が安全かもしれません。

けど、

 『 菩提樹苑の花    』 は元気に咲き誇っていました。




      



百日紅と島崎観音様です。

『 百日紅 』 は夏の暑さに向かって  元気~  というように、見る人を元気にしてるれるようです。




     




 お観音さまの入り口のところには、これも小さな真っ赤なが咲いています。





      




 『 永代供養墓の島崎観音 』 と向かい合うように 

『 水子供養のお地蔵さま 』 がお祀りしてあります。

『 菩提樹苑 』 では四季折々の花を楽しむことが出来ます。





      





 可愛い水子のお地蔵さまも麦わら帽子を被せていただき、

少しはこの暑さを避けることが出来るのでしょう。



  夕方からは 『 天気予報 』 どおり、

      になりました。

『 サンピアン 』  という大型スパーにも落雷があったようで、

急遽閉店になったようです。

 『 信号機 』 にも落ちたのではないでしょうか ??

お寺の前の車の渋滞は全く動いてないようです。


 久しぶりの    で空気は涼しくなりましたが、

    はいけません。


 この暑さから、ほっとしたいものです。

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『 これは でかい ! 』

2010-08-17 15:29:39 | 住職の活動日記
 『 キャラメルコーン 』 私の好きなおやつです。

これと 『 コーヒー 』 との相性は抜群です。

最後に出てくる 『 ピーナッツ 』 にあたると、

「 やった~ ! 」 という気になるのですが  …  

お嫁さんが買ってこられました。

開けてみると、





       




 「 これは、でかい   」  と、思わず声が出ました。

親指くらいの大きさがあるのです。

 しかし、コーヒーを楽しみながら味わうとなると、

やはり、小さめの 『 キャラメルコーン 』 の方がいいように思います。



 話は変わりますが、

数日前から気になっているものがあります。




     



「 これも でかい ! 」


 『 毛虫 』 の 「 うんこ 」 のようです。

私は毛虫を見つけるのが上手なのです。

下に落ちてる 「 うんこ 」 を探していけば、その上の枝とかに

潜んでいます。





      




 こちらは、ごま粒よりも小さな、芥子の実ほどの大きさでしょうか。

このくらいですと、虫の大きさも1センチほどでしょう。


 先ほどの、 「 でかいうんこ 」 の正体ですが、

本体の虫を見つけることが出来ません。

でも、毎朝、数個落ちているので、そこらの上にいるには違いないのですが、

上手に隠れているのでしょう。

見つけることが出来ません。

『 お盆 』 という時期でもあり、そっとしておきました。



 今朝、目を凝らして見ていると、

姿を現してきました。

 本体の虫も10センチほどはあるでしょうか ?

枝に似せて、トゲもなく、つるんとした体をしています。





      





 そっと、メジャーをそばに持っていって測ってみました。

10センチはないようです。

 
 ( 虫の苦手な方には ごめんなさい )  

 もう一枚アップがあります。





      




 何の虫でしょうか ?

いずれは 『 蛾 』 になるか 『 蝶 』 になるのでしょう。



 昨日、 『 万灯会 』 で、崇正がしていました 「 紙芝居 」

『 小僧さんの地獄めぐり 』 を思い出しました。


  そうです !  無駄な殺生はいけません !




     そっとしておきましょう。

 誰にも見つからないように    …   祈ってます。


 次は 「 美しい姿 」 で、また会えたらいいですね。 





     




    
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墓マイラー

2010-08-16 23:02:33 | 住職の活動日記
 今日の 『 万灯会 送り火法要 』 でお盆の行事も

つつがなく勤めることが出来ました。

 ご先祖さま方も安堵のうちにお浄土へとお帰りになったことと思います。


 テレビの番組もお盆ということでしょうか、お墓とかお葬式とかの話題も多いように感じます。

 『 みやねテレビ 』 でも取り上げておられました。

その中で 『 墓マイラー 』 ということがちょっとしたブームだそうです。

『 歴女 』 に続いて、最近では若い女性の方が、

夏目漱石とか川端康成とか、有名人の方のお墓を訪ねて回るということです。


 そういわれてみると、わが 『 菩提樹苑 』 にも、

熊本で有名な方のお墓もあるようです。

 現在テレビで活躍しておられる方々のご先祖さまのお墓もあるのですよ。


 『 高野山 』 も歴代武将の墓とか総理大臣の墓とか

多くの方々が眠っておられます。

重要文化財になっているお墓もあるのです。


 しかし、よくテレビとかで 『 お葬式 』 をどうするか?

という話になると、評論家の方々でも 『 死 』 ということの認識の

浅さに愕然とします。



 「 お骨は川にでも流してくれればいい ! 」

 「 葬式なんかしなくてもいい ! 」


というような発言をされていますが、  …  


その一方で、 「 命を大切に ! 」  とか、

「 どうして、あんな殺人事件を起こすのでしょう 」

人ごとのようにいわれています。

これは、

「 生 」 と 「 死 」 を切り離して考えておられるようです。

「 生 」 は大切で、 「 死 」 は忌み嫌うもの

というように、別々のものとして考えておられるのではないでしょうか ?


 先日、交通事故に遭いました。車は大破でしたが、

幸い、怪我もなく、無事に事なきを得ました。

しかし、一歩誤れば死んでいたかもしれません。

「 死 」 は  やがて  ではなく、 「 いま 」 なのです。

生と死の同時の中にかろうじて生きているのです。


「 死ということの大切さ 」 を確かなものにしないから、

「 生ということ 」 も、ぼけてくるのではないでしょうか。


 『 駱駝 』 という 「 歌舞伎 」 を見ました、

嫌われ者だったけど、 「 せめてお弔い、だけは出してやらなければ ! 」

というくだりがあります。

何はなくとも 「 お弔い 」 だけは、という

そこには 「 人の死 」 ということにたいする 『 尊厳性 』

のようなものを感じます。


 『 墓マイラー 』 という言葉もおもしろいですが、

せめて、死ということの大事さも感じ取って欲しいと思いました。
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今週の言葉 8/16~8/22 『 善もせず 悪も作らず …

2010-08-15 23:01:30 | 今週の言葉
       善もせず 悪も作らず

           死ぬる身は

       地蔵笑わず 閻魔叱らず

                           式亭三馬 辞世の句



 お盆の行事も棚経参りも終わり、明日の 『 万灯会 』

精霊送りのお参りで無事終了ということになります。

 お盆の三箇日は、ご先祖様方が帰って見えられ、

その時だけ、地獄の責め苦も休憩で、閻魔様も一休み、ということなのでしょう。


 「 ウソついたら閻魔様に舌ぬかれる ! 」

子どもの頃はよく言われました。

 今の子どもさん方はどうでしょうか ? 

そんなこと迷信や !  といって信じる人もいなくなったのかもしれませんが、

私たちの子どものころは、心のどかに信じているという、怖さがありました。


 閻魔様の左手には 『 閻魔帳 』 が握られています。

私たちのしたことを全部、記録されているのです。

閻魔様の前に行って、どんなにゴマカソウとしても、そこには

『 浄玻璃の鏡 』 というものがあって、自分のしたことが映し出されるのです。


 しかし、人間の 『 心 』 は貯金箱のようなもので、

自分のしたことが、意識する、意識しないにかかわらず

全部、心の中のハードディスクにインプットされていくのです。


    そこが一番怖いところです。


 ウソついてごまかした !

その場はそれで事なきをえて、無事に過ごしますが、

「 ウソついてごまかして、無事に過ぎた、ということまで、心の中に貯金するのです 」


 絵を描いて、失敗して破って捨てた、

その絵はなくなってしまいますが、

「 絵を描いて失敗して、破って捨てた 」 ということまで記録していく

という、心の怖さがあります。


 『 閻魔帳 』 という表現を昔の方はとりましたが、

あながち間違ってはいないようです。


 自分のしたことを、心は、黙って貯金していくのです。

その貯金した利息によって、自分を作り上げていくのです。

自分自身は正確無比なコンピューターを持っているのと同じです。

自分にとって都合のいいことも悪いこともすべて貯金していきます。


 式亭三馬は

  「 地蔵笑わず 閻魔叱らず 」

と、言ってのけてますが、自分のしたことの責任感からの言葉なのでしょう。

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お盆の風景

2010-08-14 22:31:02 | 住職の活動日記
 昨日、13日からお盆が始まりました。

昨日は7時半には出発です。結構広範囲にお参りしますので、

帰ってみると73キロ走破しておりました。


 そして、『 恵楓園 』 では、精霊迎えのお参りをしました。




      



 毎年、きれいにお提灯が並びます。

最初の頃と比べると、約半分になったそうです。

現在でもこの位ですので、当初の頃はそれは圧巻でした。


 今回の 「 お説教 」 は 『 蜘蛛の糸 』 のお話です。




      




 お勤めが終わった後、一人で納骨堂のお参りもさせていただきました。

開園当初からの方々のご遺骨が眠っておられます。

祖父の代からのご縁です、息子まで数えると四代に渡ってのお付き合いです。

不思議なご縁を感じます。



 今日の棚経参りが終わると、菩提樹苑へ    




      




 白い百日紅が目にとまりました。

夏の暑さに向かって咲く 『 百日紅 』 不思議な姿を持っています。

その時々の思い出で、うれしくもあり、元気を頂くような、

見る人によって、思いはそれぞれでしょう。




      



 『 ペットのお寺 サラの苑 』 では、『 六灯会  六道参り 』 といって

可愛いペットたちの 『 お盆のお参り 』 を勤めました。

お堂に入りきれないくらいの大勢の方々のお参りです。

 
 ( もしかすると、当院よりも多いようです     

       ちょっと ビミョウ  … ? )




       



 『 六灯会 』 ですので、六ヶ所というと、約900灯の

お灯明が上がっております。




     




 静かにお参りをされる方、いろんな思い出がこみ上げてこられるのでしょう、

目には涙を浮かべておられました。




     




 自分の 「 仔 」 の 「 献灯 」 を見つけては

  に納めておられました、

が、これも 「 うちの仔 」 があった、といっては目が滲んでおられます。




      




 本堂では 「 崇正 」 による 『 紙芝居 』 が始まりました。

子どもさん方も真剣に見つめられています。

 この紙芝居、とても 怖い ! のです。

この歳になっても、 「 嘘ついたら閻魔様に舌抜かれる 」 と

昔聴いた話が甦ってきました。

 ( ほんとに、ウソついたら、いけない と再確認です    )





     




 子供さん方には 『 馬さん 牛さん 』 を作っていただきました。

結構、初めての方ばかりで、興味深げに …  ま~ 力作が並びました 


 ( ナスは京都で仕入れてきました。

   熊本は長ナスなので、牛さんにはちょっと不向きなのです。 )


 
そんな・こんなで  …  

 何とか無事に終了いたしました。   


 この暑い中、たくさんの方々にお参り頂き、感謝です  


 また、準備から後片付けと、スタッフ一同に感謝です   

 
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奇異なるかな !

2010-08-12 22:31:57 | 住職の活動日記
 京都へ向かう飛行機の中、   

台風接近中、大阪伊丹は大丈夫だろうか ?

帰りの便は飛ぶのだろうか ?  そんな心配の中、

『 なるようにしかならない ! 』  と


 機内放送では 「 大阪は雨 」

熊本はまだ雨も降っていないのに、今回の台風、離れた場所で大雨の模様です。


 空の上に上がってみると、見事な天気です。

 途中不思議な雲に出会いました。




 
       



 7時過ぎというのに、空の上はまだ昼のように明るい、

台風の目 ?  …   まさか   たぶん積乱雲でしょう。

とてもきれいな空を見ながらの飛行となりました。


  『 三浦天気 ! 』  です。

 
 先生が亡くなられた日、駆けつけたのも同じ時間の便でした。

その時は、伊丹に着いた途端、真っ赤な不思議な色の空でした。




      




 ( あわてて、  の中で、カバンからカメラを出して撮りましたので、

   上手に撮れていません。)





 ホテルに着くと、飛行機も遅れ9時過ぎていました。

しかし、

 「 15階の最上階のお部屋を準備させていただきました。

   お申込よりもランクアップさせていただきました。 」




  
       




 こんな、面白角度から見れる部屋でした。

そして、部屋からは




      




 『 伏見桃山城 』 も遥かかなたに見ることが出来たのです。

これも、先生のお陰なのかな ??       ですです。

ここの 『 京都グランビアホテル 』 は泊まるたびに、

部屋によって、いろんな姿を見せてくれます。

 そこが行くたびに面白いところでもあります。


忌明けの法要も終わり、

 『 記念写真撮りましょう ! 』

との声で、あわててカメラを出して撮ったのはよかったのですが、




     



 先生の茶目っ気なのでしょうか ??  

2枚ともこんな、不思議な写真になってしまいました。

 それがまた、この写真  『 画像フォルダー 』 に入れるのに

何回も失敗したのです。

    しない方がよかったのかな ?


 そして、 『 お斎 』 の席で通された部屋が 『 山吹 』

という部屋だったのです。

 『 山吹 』 は先生がこよなく愛され、

「 洛南高校 」 の校庭は 『 山吹丘 』 といいます。

洛南高校の校歌は

 「 名にし負う 山吹丘に  花かおる わが学舎よ  … 」

という、出だしで始まっています。


 余談ですが、この校歌も  昭和15年

その時は 『 東寺中学 』 と呼ばれていた頃、

そのときの 英語の教師であった 『 寿岳文章 』 という方の作詞になり

同じく英語の先生だった 『 藤井制心 』 という方によって

作曲されたものです。

 洛南高校となったとき、 『 寿岳文章先生 』 が 『 三浦先生 』 に

私の作った 『 歌 』 ような学校にしていただいて、と

お礼の言葉を述べられた、ということを聞いております。


 いずれにしても、深い、  またいろんな意味で、不思議なご縁を

見せていただいた、 「 三浦先生 忌明け 」 のお参りでした。
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