本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

奇異なるかな !

2010-08-12 22:31:57 | 住職の活動日記
 京都へ向かう飛行機の中、   

台風接近中、大阪伊丹は大丈夫だろうか ?

帰りの便は飛ぶのだろうか ?  そんな心配の中、

『 なるようにしかならない ! 』  と


 機内放送では 「 大阪は雨 」

熊本はまだ雨も降っていないのに、今回の台風、離れた場所で大雨の模様です。


 空の上に上がってみると、見事な天気です。

 途中不思議な雲に出会いました。




 
       



 7時過ぎというのに、空の上はまだ昼のように明るい、

台風の目 ?  …   まさか   たぶん積乱雲でしょう。

とてもきれいな空を見ながらの飛行となりました。


  『 三浦天気 ! 』  です。

 
 先生が亡くなられた日、駆けつけたのも同じ時間の便でした。

その時は、伊丹に着いた途端、真っ赤な不思議な色の空でした。




      




 ( あわてて、  の中で、カバンからカメラを出して撮りましたので、

   上手に撮れていません。)





 ホテルに着くと、飛行機も遅れ9時過ぎていました。

しかし、

 「 15階の最上階のお部屋を準備させていただきました。

   お申込よりもランクアップさせていただきました。 」




  
       




 こんな、面白角度から見れる部屋でした。

そして、部屋からは




      




 『 伏見桃山城 』 も遥かかなたに見ることが出来たのです。

これも、先生のお陰なのかな ??       ですです。

ここの 『 京都グランビアホテル 』 は泊まるたびに、

部屋によって、いろんな姿を見せてくれます。

 そこが行くたびに面白いところでもあります。


忌明けの法要も終わり、

 『 記念写真撮りましょう ! 』

との声で、あわててカメラを出して撮ったのはよかったのですが、




     



 先生の茶目っ気なのでしょうか ??  

2枚ともこんな、不思議な写真になってしまいました。

 それがまた、この写真  『 画像フォルダー 』 に入れるのに

何回も失敗したのです。

    しない方がよかったのかな ?


 そして、 『 お斎 』 の席で通された部屋が 『 山吹 』

という部屋だったのです。

 『 山吹 』 は先生がこよなく愛され、

「 洛南高校 」 の校庭は 『 山吹丘 』 といいます。

洛南高校の校歌は

 「 名にし負う 山吹丘に  花かおる わが学舎よ  … 」

という、出だしで始まっています。


 余談ですが、この校歌も  昭和15年

その時は 『 東寺中学 』 と呼ばれていた頃、

そのときの 英語の教師であった 『 寿岳文章 』 という方の作詞になり

同じく英語の先生だった 『 藤井制心 』 という方によって

作曲されたものです。

 洛南高校となったとき、 『 寿岳文章先生 』 が 『 三浦先生 』 に

私の作った 『 歌 』 ような学校にしていただいて、と

お礼の言葉を述べられた、ということを聞いております。


 いずれにしても、深い、  またいろんな意味で、不思議なご縁を

見せていただいた、 「 三浦先生 忌明け 」 のお参りでした。
コメント
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