口癖で、つい 「 ショウコネエチャン 」 といって
しまいそうなのですが、
私が65ということは彼女はもう80なのです。
さすがに思いとどまって、「 笙子さん 」 と言いなおすのです。
遠い親戚に当たる方なのですが、
近くに住んでいたこともあり、
とても身近な人なのです。
若い頃、脳腫瘍ができて、無事手術は出来たのですが、
とても難しいところに出来た腫瘍だったようで、
右半身が不自由な体になってしまわれました。
今日は両親の回忌の法要にお見えになりました。
いろいろな話から、
「 独りでの生活不自由でしょう。」
「 生活リハビリよ ! 」
と軽く言ってのけられました。
お料理も左手一つでされるそうです。
大根にんじんは狙い定めて エイ と切るのですが
葉っぱものは切りにくいそうです。
「 時間がかかっても、何でも独りでするの 」
そうなのか !!
私たちにとっては当たり前のことが、
ご本人にはそれがリハビリなのです。
「 大変ですね ! 」
「 いろいろ望んでも、
今の自分に出来ることしか。
自分に合わせて生きる
仕方がないの。」
なるほど、自分に合わせて生きる
背伸びもせず、小さくもならず
今の自分に合わせて生きる
なにか、とても光る言葉をいただきました。
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