熊本の阿蘇にある 『 国造神社 』 で、
『 御田祭 』 ( おんだまつり ) という行事があります。
一度見たいと思いつつ、当院の行事の前日ということもあり、
ニュースでしか見たことがありません。
そのとき、『 祭 』 という字の語源はここか、と思ったのです。
全身白装束に身を包み、眼だけ出したいでたちで、
その白装束の人を 『 宇奈利 』 (うなり) と呼びます。
頭の上に三宝というか、お膳を頭に載せ、その上にお供え物を載せて
田圃を練り歩くのです。
『 祭 』 という字は、肉と手と机(示)から出来ています。
肉を机に載せて、神さまにお供えする、という形です。
この 『 御田祭 』 は、その時々のお供え物を 『 宇奈莉 』 という
巫女に当たる人でしょうか。お膳(机)を頭に載せて田の神様に、お供えをします、と
そのように見えます。
頭に頂く、これは最高のことなのでしょう。
以前、インドから仏舎利が来た時、インドのお坊様はその仏舎利を頭に載せて
運んでこられたのです。
手に抱いてくるのが普通かな? と思い、頭に載せてこられるとは、なんか変だなと
思ってましたが、この御田祭をみて、これが仏や神にたいする最高の持ち方なのかと、
改めて思い知らされました。
そういえば、東寺の御影堂で弘法大師にお膳を運ぶ時は、息がかからないようにと、
頭より上にあげて運んでました。
頭の上にはのせませんけど、同じような事かもしれません。
『 御田祭 』 ( おんだまつり ) という行事があります。
一度見たいと思いつつ、当院の行事の前日ということもあり、
ニュースでしか見たことがありません。
そのとき、『 祭 』 という字の語源はここか、と思ったのです。
全身白装束に身を包み、眼だけ出したいでたちで、
その白装束の人を 『 宇奈利 』 (うなり) と呼びます。
頭の上に三宝というか、お膳を頭に載せ、その上にお供え物を載せて
田圃を練り歩くのです。
『 祭 』 という字は、肉と手と机(示)から出来ています。
肉を机に載せて、神さまにお供えする、という形です。
この 『 御田祭 』 は、その時々のお供え物を 『 宇奈莉 』 という
巫女に当たる人でしょうか。お膳(机)を頭に載せて田の神様に、お供えをします、と
そのように見えます。
頭に頂く、これは最高のことなのでしょう。
以前、インドから仏舎利が来た時、インドのお坊様はその仏舎利を頭に載せて
運んでこられたのです。
手に抱いてくるのが普通かな? と思い、頭に載せてこられるとは、なんか変だなと
思ってましたが、この御田祭をみて、これが仏や神にたいする最高の持ち方なのかと、
改めて思い知らされました。
そういえば、東寺の御影堂で弘法大師にお膳を運ぶ時は、息がかからないようにと、
頭より上にあげて運んでました。
頭の上にはのせませんけど、同じような事かもしれません。
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