本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

わがた地蔵・猿寺

2017-07-22 20:24:59 | 住職の活動日記

京都駅の東側、

小さく「わがた地蔵」という看板が

なんだか気になって

 

 

いわれには

七条東洞院から伏見へ延びる

竹田街道

馬車とかが通りやすくするために

その轍には石が敷いてあり

その石を輪形(わがた)といいます

ある夜、夢のお告げで

石の一つを掘り起こしてみると

なんと、お地蔵さまであった

それから村人は輪形のお地蔵さまと

よび大切にお祀りしてきた

ということです。

お地蔵さまは今でも

道中の安全を見守っていらっしゃる

 

隣には

 

 

 

正行院(猿寺)があり

ここのいわれも面白く

昔、円誉上人という方が

修行のおり、庵に遊びに来る

猿たちにお守りをつけてあげた

ある日、漁師に命を狙われた時

そのお守りのお陰で

猿は命拾いをした。

それから、その猟師も改心して

仏門に入り、亡くなった動物たちの

供養をしたということです。

 

お寺の中には800体もの

猿の人形があり、

お釈迦様が説かれた

「八正道」(はっしょうどう)

を表す猿、

見ざる (正見)

思わざる(正思)

言わざる(正語)

為さざる(正業)

合掌ざる(正命)正しい生活

持たざる(正精進)

忘れざる(正念)

聞かざる(正定)

たちもいるそうです。

普段は拝観できないようです。

 

その横には大きなホテルが建設中

 

 

かろうじてお寺との境界を

この瓦の塀が表しています。

 

 

京都もホテルの建設ラッシュ、

工事を囲う塀の間には

 

 

ちょっとしたお花畑

 

 

それぞれだれだれさんのお花と

名前がついています。

 

 

今日の京都も暑い!!

 

 

グランビアホテルの前から

一枚、

 

 

駅構内には

祇園祭の山車と山鉾の位置関係が

一目で分かるようにできています

 

 

その前にはそれぞれの山鉾の

手ぬぐい、うちわ、粽(ちまき)が

並んでいます。

 

 

いま、カールおじさんの

ようになった口の周りの

治療中

ということもあり

駅前の病院に出かけています。

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お坊さんはなぜ熱中症になら... | トップ | 空から見た巨椋池 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

住職の活動日記」カテゴリの最新記事