最近、若いこの間では
「まじ卍」という言葉が
飛び交っているとか?
何とはなしに、
わからない事もないような?
どうも、色々の使い方があるようで
それは若い人の間ではないと
微妙なニュアンスはわからないと
思います。
地図上ではお寺のマークは
「卍」です。
なぜでしょう?
一つには仏様の胸には
「卍」の印があるといいます。
そして一つには
仏様の光を表すともいいます。
また、万字というように
万の言葉、経典をあらわすとも、
卍蔵経という経典郡があります。
辞書には
吉祥海雲とも吉祥喜施ともいい
吉祥のしるし、
とあります。
仏の三十二相の一つで
仏の胸にはこの徳相があり、
また仏の手足頭髪腰間にある
といわれています。
サンスクリットでは
シュリー・バットサといい、
もともとの意味は
毛髪が巻いて重なり合って雲海の
ような状態である、
ということです。
ということから、卍とは
吉祥満徳が集まるところ
ということです。
若い子にとっては
「卍」マンジというひびきが
何かしら力を持ったもののように
感じたのかもしれません。
それをさらに強調するように
「まじ卍」という言葉が
生まれたのでしょう。
仏さまと言っても
色もなければ形もない
ただ表すとすればそれは光です
大日如来とか
阿弥陀様のことを無碍光如来とか
薬師瑠璃光如来というように
仏さまにはよく光の名前が
付いています。
そして、
仏さまの背中にある
「光背」(こうはい)は
まさしく仏さまは光の背を
背負っておられる。
また私達の行く先
浄土を指し示しておられる
光なのでしょう。
私たちを照らしてくださる光
とともに
目標を指し示す光でもあるのです。
「まじ卍!」
ということもあながち
バカにできない言葉でもあるし
考えてみると
とても重要な言葉でもあるような
気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます