本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

聖宝理源大師1100年御遠忌

2009-10-15 22:03:36 | 住職の活動日記
 いよいよ始まりました。

途中渋滞もあり、着いたのはちょうど9時、

席に着くと、程なく行堂が進んでいきます。

雅楽を先頭に職衆の方々が登場です。



     



  黄色の烏帽子姿の方々が 『 雅楽隊 』 の方々です。


「 どこ、どこ 」 という声で、

皆さん方、本蔵院の崇正を探しておられます。

「 3番目のところよ!! 」 と私らより早く見つけられました。



    


 『 庭儀曼荼羅供 』 ( ていぎまんだらく ) というお勤めで

つまり、お堂に入る前の 「 庭 」 で、お坊さんたち一人一人が

曼荼羅の仏さまとなって、お勤めをされるというものでしょう。

 お経を唱えながら、止まっては歩き、止まっては歩きしながら

ゆっくりと、行堂が進んでいきます。

 職衆は 『 衲衣 』 ( のうえ ) という金襴の袈裟です。

今回はこの法要の為に特注されたものです。



      



 ( やはり、カメラが違うと鮮明に写っています。)




     



 当院からも25名の方々がこの法要に参列していただきました。

「 もうこんな機会は二度とないよね 」 と口々に申され

この法要に出会えたことを本当に喜んでおられました。





     



 金堂の正面には 今度のご遠忌法要の 『 塔婆 』 が立てられ、

この法要のすべてをじっと見守っているのでしょう。


     
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