本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

第83回醍醐寺伝法学院入学式

2013-05-07 22:15:35 | 住職の活動日記

 9時、醍醐寺の本山に到着、

衣に着替えて 「 伝法学院 」  へ、

 

    

 

門を入るとすぐ、

 「 修行道場につき 立入禁止 」

の、立札が目にとまります。

 外からも入れないということは、

中で修行する 「 院生 」 たちは外に出れない

ということになるのです。

 

     

 

玄関入ると、すぐに

風情のある格子窓が目にとまります。

 

 

     

 

本堂を覗いてみると、30分前なのに、

もう正座して座って、顔の前で合掌して

式が始まるのを待っています。

 

 ( 足の痺れが心配です。)

まず、第一の修行が始まっています。

 

   

 

教室が控えの間になっています。

師僧、や保護者はここで待ちます。

 また、ここが院生達が一年間学ぶ場所なのです。

 

 

   

 

式も進み、

醍醐寺管長の 「 仲田順和 門跡 」 さまより、

祝辞を受けます。

 

    

 

それを受ける院生達も

真剣そのものの顔つきで聞いています。

院生紹介では

「 奎良 」  一番先に呼ばれました。

見てるこちらも、足の痺れを心配しましたが、

何とか立ち上がって、座りました。

 

 

     

 

奎良君の部屋です。

 

     

 

ドアの取っ手は使い込まれて

自然の光沢が出てきています。

 

 

     

 

式も終わり記念撮影です。

 

 いよいよ始まります。

 

    

 

この半鐘がこれから院生達の修行を

厳しく見守っていくことでしょう。

 

 もうそれぞれの仕事についているようです。

 

今日はもう、新発意となって

新しい生活を踏み出しました。

もう、声をかけることも出来ないような

遠い存在になったようです。

 

 顔を合わせることもなく、

声をかけることも出来ない、

遠くから、一礼して

伝法学院を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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