奈良ホテルを出発、
途中、車内より 「 平城京 」 跡を チラッと 見て
まず 「 西大寺 」 へ、そこから
特急 「 橿原神宮前 」 ( かしはらじんぐう ) 行きに乗り換えて、
新しい電車で ルンルン
さらに、橿原神宮から乗り換え、吉野へ
ここからは 「 近鉄 」 でも始めてみる電車です。
『 さくら特急 』 といって、車両全体がピンク色です。
吉野の 「 さくら 」 にちなんでのことでしょう。
でも、 「 寒い ! 」 セーターを持ってきたものの、
やはり、山の上冷え込んでます。
そこから、さらに ロープウェイ で山頂へ
日本で一番古いロープウェイのようです。
ふしぶしには老朽化が見えます。 ( ちょっと心配 ?? かな )
途中の鉄塔には 『 昭和3年5月 』 の文字が見て取れます。
鉄骨も見るからに年代を感じさせます。
( おもしろいもので、お寺と最先端の乗り物は関係が深いのです。
お参りに行くということで、その参拝客に不自由がないように
ということで、ケーブルカーやロープウェイがいち早く作られたのです。)
ケーブルカーを降りて、階段を少し上ると
入り口には、
まず大きな 「 銅製の鳥居 」 にびっくりします。
参道の店店には 『 南無神変大菩薩 』 ( なむじんべんだいぼさつ )
の提灯が上っています。
土曜日ということもあるのでしょうか、
参拝の人並みが絶えません。
そこを抜けると、目の前に大きな門が飛び込んできます。
ここが 「 金峯山寺仁王門 」 です。
少し階段を上りきったところに、
「 金峯山寺蔵王堂 」 が聳え立っています。
まことに圧巻です。
この山の中にこのすごい建物、 歴史を感じます。
蔵王堂、この五色の幕の中に 『 金剛蔵王大権現 』 がおわします。
「 青が荒ぶる 」
ポスター ですが、 このようなお姿の
それも 人を見下ろすかのように5メーターもあろうか
というような荒ぶる神が3体、
これは、圧巻というより、怖さを感じます。
( 今の時代には必要な、そんな感じを受けます。)
堂内には小さく障子で仕切られたところで
一人静かにお参りできるようになっています。
護摩の修行も勤められていました。
なぜこのような仏たちを作られたのでしょうか ?
「 明王像 」 とはまた違った憤怒像です。
昔はほんとうに秘仏で修行を積んだ人でなければ
拝めなかったのではないでしょうか。
吉野というところ、また違った文化のようなものを感じる
空間です。
時間があれば参拝 です。
吉野では 「 金峯山寺 」 ( きんぷせんじ ) と読み
熊本では 「 金峯山 」 とかいて ( きんぽうさん ) といいます。
この 「 金峯山 」 山頂にも 「 蔵王権現 」 がお祭りしてあるらしく
また近くの地名にも 「 芳野 」 という名前があります。
調べてみると関係があるのではないでしょうか ???
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