蕾もだんだんと膨らんできました
一昨日からの雨
雨に打たれて花びらが
落ちては大変と
玄関先の庇の所へ移動させました
3輪あった蕾も順に開くようです
この蕾は真ん中です
一番小さいつぼみはまだ
ピンクの花びらさえ
見せていません
この蕾が一番先に開きそうな
牡丹です
ところが今日はとても風が強く
結構、揺すられていました
風なのか咲き始めているのか
花びらの一枚だけが
離れそうになっています
この気配ですと
明日にも開く様子です。
牡丹という花も
漢字で書いてみると
ちょっと不思議な気もします
「牡」という字は
牛へんの字です。花なのに
そして、「おす」という意味です
牡牝(オス・メス)のオスです。
また、
「丹」という字は
水銀という意味もあり
朱を表します。
お寺の赤い柱はこの丹です
丹の付く地名は
必ずと言っていいほど
水銀鉱脈のある場所です。
また、
昔は「仁丹」という
大人がよく口に入れていた
小さな粒がありました
これは「丹」という意味には
不老長寿の薬という意味もあり
この名が付いたのでしょう
それで「牡丹」という名前
ボタンは赤い花ですから
丹という字がついたのは
分かりますが
牡丹の「牡」は?
察するに
雄蕊(オシベ)から
きたのでしょうか。
何気なく当たり前のように
書いていますが
よく見ると面白いものです
また、この花は
たくさんの異名を持っています
中国名は「富貴花」
昔は中国の国花だったそうです
他にも
「百花王」「花神」「花中の王」
など、
いわれてみればなるほどと
思われる名前です。
これからが楽しみです
開いたらアップします。