本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

お西さんの黄落(こうらく)

2017-11-21 15:49:43 | 住職の活動日記

もうそろそろかな、?と

西本願寺のイチョウ

 

 

このイチョウ上に伸びず

横広がりに伸びています。

俗に逆さ銀杏とか

 

 

もう少しで黄落でしょう

樹齢400年という

江戸時代より手入れをして

上に伸びないような剪定をして

こうのような姿に

 

 

育ってきたのです。

外にも黄落のイチョウが

 

 

ちょうど見ごろのようで

 

 

ここは南にある大宮学舎にある銀杏

今回は足をのばして

お隣の「興正寺」さんも参拝

浄土真宗の興正寺派の本山

正しく教えを興すという意味で

この名前が付いています。

ちょっと目を引いたのが

 

 

この建物、多分経蔵?

 

 

細工がとても丁寧な造り

擬宝珠にしてもとても立派

 

 

正面からの堂々とした威風

瓦の細工は

 

 

とても緻密です

 

 

 

この窓も最高の造りのようです

 

 

屋根の宝珠も

他ではあまり見かけない細工が

施してあります。

 

一寸穴場かなと思う路地

 

 

左が興正寺さん右が西本願寺

同じ土塀でも造りが違うのも

面白いものです

そこを進んで行くと、

 

 

とても立派な門が見えてきます

 

 

西本願寺の唐門です。

何の掲示板もないのですが国宝です

どおりで、

 

 

細工の美しさは絶品

 

 

左の欄間にも人物像があり

右の欄間は

 

 

馬に乗った人がいます。

 

 

扉の彫刻もとても丁寧に造られ

なんとも華麗な造りです。

その門を進と

 

 

まるで大名屋敷のような門

大玄関門というようです。

丁度今は報恩講の時期で

こういう門幕が張られているのでしょう

 

 

お寺といえども

こういう大層な造りもあるのです。

 

さらに足を進めると

 

 

台所門というのですが

今は、

幼稚園の門になっているようです

こういう門を通って

本願寺さんの境内の中で学ぶ子供達

こういう環境では自然と宗教心も

身につくのかもしれませんね。

 

 

こちらから見れば

どこかの武家屋敷の様でもあります。

 

黄落を見にいったお陰で

また、新しい発見もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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