11月3日は「文化の日」
この日の起源は
戦前は明治節といって
明治天皇がお生まれになった日です
その生れになったのが
中山邸跡地です
御所の北の方にあり
この向うは今出川通りです
この御所の空間はとても好きです
何時行っても
自然の中を散策するようで
御所の甍の向こうに比叡山
なんともいい景色
さくらの木も美しく色づきはじめ
不思議な枝ぶりのサルスベリ
枝垂れ桜の紅葉
それこれ楽しみながら歩くと
中山邸が見えてきます
明治天皇はここでお生まれになり
亡くなった後は桃山御陵へ葬られ
やはり京都の地に
帰って来られたのです
中には誕生の地という立札があり
そっと覗くとサルスベリの古木
自然のままのようですが
そっと手がいれてあり
昔のままの面影を残しているようです
明治天皇は幼少祐宮(さちのみや)
その名にちなんで孝明天皇が
「祐井」(さちのい)と名付けられ
名水の一つにもなっていました
中山邸は江戸時代末期の公家
権大納言中山忠能(ただやす)の
屋敷でその娘慶子(よしこ)は
明治天皇の生母になりました
明治天皇は4歳までここで
過ごされたということです。
これから御所も錦秋の秋を
むかえることでしょう
四季折々自然の美しさが楽しめます
また、ちょっとした
美味しいところも見つかり
また訪れたいと思っています。