本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

御所の中山邸跡

2017-11-05 20:14:21 | 住職の活動日記

11月3日は「文化の日」

この日の起源は

戦前は明治節といって

明治天皇がお生まれになった日です

その生れになったのが

 

 

中山邸跡地です

御所の北の方にあり

この向うは今出川通りです

 

この御所の空間はとても好きです

何時行っても

自然の中を散策するようで

 

 

御所の甍の向こうに比叡山

なんともいい景色

 

 

さくらの木も美しく色づきはじめ

 

 

 

不思議な枝ぶりのサルスベリ

 

 

枝垂れ桜の紅葉

それこれ楽しみながら歩くと

 

 

中山邸が見えてきます

明治天皇はここでお生まれになり

亡くなった後は桃山御陵へ葬られ

やはり京都の地に

帰って来られたのです

 

 

中には誕生の地という立札があり

 

 

そっと覗くとサルスベリの古木

自然のままのようですが

そっと手がいれてあり

 

 

昔のままの面影を残しているようです

 

 

明治天皇は幼少祐宮(さちのみや)

その名にちなんで孝明天皇が

「祐井」(さちのい)と名付けられ

名水の一つにもなっていました

 

中山邸は江戸時代末期の公家

権大納言中山忠能(ただやす)の

屋敷でその娘慶子(よしこ)は

明治天皇の生母になりました

明治天皇は4歳までここで

過ごされたということです。

 

これから御所も錦秋の秋を

むかえることでしょう

四季折々自然の美しさが楽しめます

また、ちょっとした

美味しいところも見つかり

また訪れたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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御所にて即位の礼調度品公開

2017-11-05 19:36:36 | 住職の活動日記

1日から5日まで調度品の特別公開

がありました

一歩御所内へ足を踏み入れると

とてもいい松の木の香りが

漂っています

 

いつものように宜秋門から入り

     (ぎしゅうもん)

 

承明門を通り

 

 

向かいには紫宸殿を拝し

横から紫宸殿へと入り

 

 

この奥に即位の礼に使われる

高御座があります

ちょっと遠くて

 

 

なんとか、高御座にある椅子が

見えます

 

 

はがきの写真ですが

こういう形で置いてあるのです

 

いつものコースで

 

 

御池庭を通り

 

 

ススキも美しく、

ちょうど日に輝いています

もう一つの展示は

 

 

貴族に位階を授けたり、

官職に任命する「叙位・叙目」の

宮中行事を人形で再現してあります

 

 

向うの帳の中に天皇が居られ

手前に摂関家がいて

取次ぎをされるのです

 

 

今日は御簾が上がっていますが

普段は御簾の中で執り行われる

ということです

 

ちょうど出口付近に

 

 

今回の目玉

即位の礼に使われる椅子が展示

してあります

 

 

この椅子が高御座にあるという

 

 

左右にはこういう椅子が

 

 

写真ですが

椅子にはこういう螺鈿細工の模様が

施してあるようです

 

一回りして1時間半ほど

一寸一休み、御所内のレストランへ

 

 

これは絶品でした

出し巻き卵のホットドッグ

ふわふわのだし巻きの中に

ソーセージが入っていて 

飲み物はおかわり自由

エネルギーを補給したところで

もう一つの目的の場所へ

 

なにせ御所は広い

歩きごたえがあります。

 

 

 

 

 

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