24日はお地蔵さまの日、
8月24日は地蔵盆で、
子どもたちにとって夏休み
最後の楽しい行事です。
地蔵盆が終わるといよいよ
学校が始まります。
最近では地蔵盆というより
夏祭りとして、その前後の日曜日とかに
行われるところも多いようです。
祠からお出ましになったお地蔵さま
顔は白塗りされお化粧が施され
よだれかけも新調され
年に一回美しい姿に、
子どもたちを静かに見守り
子どもたちの安全を祈っておられるのです。
しかし、
近年は子供たちの悲惨な事件があり
心が痛みます。
賑やかだったわが家も
静かになってきます。
お盆で実家に帰りゆっくり過ごした
楽しい時間もあっという間に終わります。
子どもというもの
一人でいるときはさほど
うるさくはないのですが、
集まってくると
2倍にも3倍にも賑やかになります。
賽の河原で遊ぶ子供たち
鬼にいじめられて
泣き叫び逃げ惑う子供を
やさしく衣のなかに入れて
守ってくれるのがお地蔵さま
そして、
次の仏さま(弥勒菩薩)が
お見えるまでの無仏の時を
辻辻に立って見守っていただくのも
お地蔵さまのハタラキです。
錫杖と宝珠を持ち
頭は剃髪して優しいまなざしで
大地の蔵のような
大きなお母さんのような働きをするのも
お地蔵さまです。
やはり私たちに身近な仏でしょう、
「とげぬき地蔵」や「日限の地蔵」
などなど、私たちの一番の相談相手
のような仏さまだったのです。
辻辻で見守ってくださってる
お地蔵さまに
そっと手を合わせてみる
何かしらの心の安らぎを
覚えるものです。