京都が来た～あ！

　京都がやって来ました。　　　　（　そんな馬鹿な！　）

京都へ行こう！　と決めました。　一緒に行く方にも、もう京都はやって来てるはずで

す。忙しくても、何かしら、心楽しいものがあるはずです。　　


　人から見れば、馬鹿みたいな、ささやかなことかもしれません。

それというのも、わざわざ、京都まで　『　西京極幼稚園　』　の　「　お遊戯会　」

（　保育発表会　）　を見に行くのです。

　熊本に帰ってからも、毎年欠かさず見に行きます。もう、かれこれ４０年余り見続けて

いるのです。他人の私が見ても感動ものなのです。

　午前と午後で７０曲ほどの踊りやら、劇を演じてくれます。その踊りが、わが子ならま

だしも、関係のない私たちが見ても、見てて見ごたえもあるし、思わず涙が出てしまうほ

ど、感動するのです。　

　このときは、園長の三浦先生もやさしく見守っています。リハーサルから衣装あわせの

時も、子ども達を見まもり、いろいろ指示を出されています。

　この三浦先生のまなこが、子ども達を躍らせるのですね。子ども達も不思議なもので

家族の人がどんな踊りか見せて、といっても、絶対に踊らないそうです。三浦先生のじっ

と見守る眼があってこそ、子ども達は舞台で堂々と見事な演技を演じるのです。

　演技を終えた子ども達は、本当に可愛い幼い子どもです。ところが、一旦舞台に上がる

と、大人顔負けの演技をするのです。本当に驚きます。　


　なんか、京都に行こうと決めた途端、もう心の中は　「　京都　」　のことで一杯にな

っています。本当に、京都がやってきました。