本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

星祭 準備 OK

2008-02-01 23:58:18 | 住職の活動日記
 1月28日 初不動  そして 2月3日の節分 星祭と続きます。

さすが、若い力も加わり ( 崇正・牧子 ) 星祭のお札の準備も思ったより

段取り能く、ほぼ完了しました。

 明日は、細かい打合せとリハーサルです。

忙しいとあれやこれやと気になり、なかなかはかどらないことがよくあるのですが、

一つ集中して出来ると、つぎつぎと片付いていくような気がします。

『 集中 』 ということの面白さを感じました。

また、人生で一番楽しいことは 『 集中できる 』 ことではないでしょうか。

お金が儲かることも去ることながら、一番楽しく、面白く、最高の生きがいは 

『 集中できるもの 』 を見出すことのように思いました。


 集中 ということは、仏教では 『 三昧 』 ( さんまい ) というのではない

でしょうか。普通には 「 〇〇三昧 」 とかいいます。

インドの言葉で 「 サマディー 」 という言葉が基になっているようです。

 以前、安田先生の 「 聞法会 」 が東寺で行なわれていました。学生ということも

あり、初めて聞く言葉ばかりで、なんだかわかりませんでしたが、感覚として肌で感じる

ものは、なんか、教えを聞くみなさんが集中しておられる、そういう緊張の世界、それな

のに心は豊な満足感に包まれている、これが三昧なのかな~、と思ったものでした。

 安田先生の教えは大変難しかったけど、三昧の世界、ということを教えていただいたよ

うな気がします。


 『 聞法会 』 ということも、わかるわからない、ということを超えて、

教えを聞くという世界に身を浸すことの素晴らしさ、そういう三昧の楽しさということも

あるようです。


 これはすべてにおいて、こういう三昧の世界、集中できる世界、何かに没頭できる

これを見つけ出すのが、人生の醍醐味ではないでしょうか。


 そんなことを感じつつ、星祭の準備も進んでいきました。

   2月3日 節分会 星祭   おもしろくなりそうです!

  夜6時からで~す。
コメント
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