秋晴れのいいお天気が続くので、調布の神代植物公園に行ってきました。
2年半前、故郷のバラ好きの友人を案内して以来です。
秋のバラを見に行くってこと、なかなかありませんでしたが、春よりも美しい!
澄み切った秋空に色とりどりのバラが映え、そよ風に揺れる様は本当に素敵でした。
秋は春に比べて気温が下がっていくため、花持ちが良くて、色あいも鮮やかに見えるのだそうですね。
ほのかな香りがするハイブリット・ティー系のバラ、「ジーナ・ロロブリジダ」「プリンセス・ミチコ」「マリア・カラス」など
人名がついたバラにイメージを重ねながら見るのも楽しいものです。
華麗、可憐、上品、妖艶、およそ女性を賛美する言葉すべてを表しているのがバラの花ではないかと感じました。
バラに囲まれた大噴水に、奥に見える左右対称ガラス張り大温室の風景はヨーロッパに来たような気分にもなれます。
温室内もまぁ~よく集めたと思うような、世界中の植物のワンダーランドです。
熱帯スイレンの花がカラフルで生き生きとしていました。
ダリア園も大輪からポンポンダリアまで満開を過ぎる頃でした。
蝶や蜂が次々にやってきて、「自分の家だ」とでもいわんばかりに独占していました。
広い芝生広場の中央にひときわ存在感あるパンパスグラス。
周囲は約30m、高さは4.6mもあるそうです。
こちらは巨大パンパスグラスから少し離れたところにある小ぶりなパンパスグラス。
花は銀白色で光沢があって、こちらの方がきれいでしたね。
空は真っ青、爽やかな空気に気持ちも浄化されていくような・・・
秋は菊花展の季節でもありますね。
こんな懸崖造りの見事な小菊や盆栽菊なども目を楽しませてくれました。
日本人の細かさ、菊に寄せる美意識に感嘆させられます。
バラ、ダリア、菊を満喫した、ぜいたくな時間でした。
車でたったの30分、近場にこんないい場所があるのをつい忘れそうになる自分を反省しました。
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