北面武士

至誠通天

皇大神宮別宮 伊雜宮 遷御の儀

2014-11-30 | 日記
十一月三十日(日) 曇

先週は本業において二十六日(水)、二十七日(木)と連日の徹夜で心身にダメージを受け、
二十二日(土)の御白石持行事の写真編集もままならぬ状態で遷御の儀を迎えた。
(本日写真編集、DVD送付完了)

遷御の儀前日の二十七日(木)、昼食後に伊雜宮へ参拝へ出向き、鳥居前にて写真を撮影していたら
、川原祓を行われる大宮司と少宮司の車両が目の前に到着。 睡眠不足でボ~っとしていて撮影を忘れる。
参拝を行って帰宅後、即出社。



十一月二十八日(金)曇雨曇

徹夜明け、3時間程睡眠を取り昼食。 道の駅にて南さんと最終打合せを行った後、
近鉄・志摩磯部駅にて犬塚先生をお迎えする。
伊勢志摩ロイヤルホテルへ移動し、冷たい紅茶を飲みながら秋山氏、加藤氏、竹ノ内氏の到着を待つ。
大野宮司と森田氏は、別途伊勢経由にて伊勢志摩ロイヤルホテルへ到着。

15:30 一旦帰宅し、服装を整えて16:30に道の駅・伊勢志摩にて犬塚先生御一行の到着を待つ。
16:45 犬塚先生御一行と皇大神宮・伊雜宮駐車場へ移動し、奉賛会副会長・南幸生氏宅にて休憩させて戴く。
   この頃、雨が少々降っていたが受付時間にはピタリと止む。

17:40 受付にて奉拝証を確認して戴き参列者席へ移動し着席。 神宮参拝禊会・各世話人3名の席は新正宮の真正面にて確保済。
18:10 18:30まで離席可能と通知あり、境内外のトイレ前にて暫し談笑。


遷御の儀当日の伊雜宮。

19:20 境内の灯火が全て消され、正宮、新正宮前の焚き火の灯りだけの静寂しとした世界となり、
   太鼓の音とともに遷御の儀が始まる。 楯、鉾、弓を先頭に大宮司、少宮司、禰宜、権禰宜等数十名が参進。
   厳粛な張り詰めた空気の中、祝詞奏上。 その後、正宮の扉がギ~、ギ~という音を鳴らしながら開扉。
   私は新正宮側に着座していたので進行状況は不明。

その後、焚き火も消されて「かけこ~、かけこ~、かけこ~」の鶏の鳴き声(擬音)が境内に響き渡り、
松明の明かりを先頭に正宮から新正宮へ御魂がお移りになられる。
薄暗い闇の中、松明の明かりで煙りが照らされた幻想的な世界となり、白い幕に覆われた御魂がお移りになられる姿を拝謁した瞬間、遠い古の平安、奈良の頃へタイムスリップした感覚となり、喜びと共に懐かしさに包まれたような気持ちになり涙が溢れてきた。

祝詞奏上の後、新正宮の扉がギ~、ギ~という音を鳴らしながら開扉。 その後も粛々と祭儀は続けられる。

20:30 遷御の儀完遂。 大宮司以下参進される。

新正宮へ御魂がお移りになられて、参列者退出時に一番最初に参拝させて戴き恐悦至極。(奥の端から順番に退出の為)
参拝途中にも涙が止まらず、唯々喜びに満たされた一時だった。 感謝合掌

20:45 伊勢志摩ロイヤルホテルへ移動し1F居酒屋「的矢」にて直会。


伊雜宮より戴いた御神酒にて一献。



神宮参拝禊会を中心に関係者17名にて直会。 伊雜宮奉賛会会長・大口秀和 志摩市長が挨拶の為来訪。

23:00まで参加者全員と楽しい時間を過ごす事が出来ました。 感謝合掌


十一月二十九日(土) 雨曇

10:00 より伊雜宮新正宮にて御神楽奉納があるとの事で、少々早めに集合。


御魂がお移りになられた正宮。



集合写真撮影。 逆光暗所の中で強行撮影。


錚々たる方々。


天草本渡諏訪神社・大野宮司、遠路はるばるお越し戴き恐縮です。 


御神楽奉納を社殿敷地内で待つ秋山氏、加藤氏、竹ノ内氏。 石の上での正座は辛いでしょう。



禰宜が巫女達と共に参進後、祝詞奏上。


巫女二名による倭舞。



今回の御神楽に「蘭陵王」も奉納された。


素晴らしい舞でした。


支那には現存しない古代支那の装束や雅楽の楽器等、当時のまま日本の神事として残っているのが興味深い。



遠路天草より参列して戴いた大野宮司に感謝される南さん。 盟友、このお二人に一番お似合いの言葉だと思う。

犬塚先生、大野宮司、秋山さん、加藤さん、竹ノ内さん、共に素晴らしい時間を共有させて戴き感謝致しております。

それでは、また。 ごきげんよう。


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