六月二十四日(土) 曇
本日、皇大神宮別宮 伊雜宮において、指定無形文化財・御田植祭が執り行われた。
当方が伊雜宮奉賛会・特別撮影班として奉仕させて戴いてから10年となるが、以来一度も雨に見舞われた事がないのは神の恩恵かと思う。
写真機とレンズの最大の敵は水なので、雨が降ると傘をさしての撮影となるので不便極まりない。 特に人が密集していると傘が邪魔して被写体に近づけない。
最近は集中力が欠如してきたので、納得いく写真があまり撮れてない・・・。 昨年より本業の影響が強くなり、昔のように公私の明確な切り分けが出来てないような感じだ。
どうにかして現状を打破しなくてはいけない。
何はともあれ、本日はめでたき日にて気分上々。 本業を忘れて祭りを楽しむ事とする。
御田植祭式次第。
天気曇天なれど降雨なし。
御領田の稲を伊雜宮の正殿前鳥居まで運ぶ。 杁(えぶり)と田道人(たちうど)等の4組が同作業を行う。
伊雜宮参道にて。
伊雜宮正殿前鳥居に稲を置く。
古代日本は、稲作の普及により安定した食料を得る事が出来るようになった。
今年の担当地区は、山田区と沓掛区。
神宮を守護される衛士の方々。 いつもありがとうございます。
上之郷公民館前にて「式三番」開始。
この日の為に一ヶ月練習を続けてきた子供達。
師匠の谷崎氏。 この方が毎年子供達に唄や踊りを教えられている。
沓掛区長、志摩市長、山田区長を先頭に、公民館前から伊雜宮へ参進。
伊雜宮境内へ。
境内で神宮大宮司代理の方も参列なされる。
神職により修祓の儀が執り行われる。
全員で伊雜宮へ参拝。
杁と田道人。
祭の花である早乙女。
笛、大鼓、簓、謡。 バンドのメンバー達。
衛士さんの先導で御領田まで参進。
今朝の稲。
神職による修祓の儀の後、作長さんが稲を御領田へ放下。
祭の主役達。
伊雜宮奉賛会 副会長(実際の総責任者)・南幸夫氏。 いつもお世話になっております。 感謝合掌
伸ちゃんも新生会で八面六臂の活躍していた。 とりあえず元気でなによりだ。
普段は田に入る事もないので、一歩一歩がぎこちないですね。 頑張れ! 私は足が埋まって歩けないだろうな。
いつもお世話になっている伊雜宮奉賛会の方々。 いつも修さんの家に車を駐車させて戴いております。 感謝合掌
南幸夫さんのおかげで、夢の伊雜宮奉賛会会員となれた村田憲彦。 心から感謝してるのかい?
早苗を取っている頃に、竹取神事に参加する男衆が左右に並び始める。
なんか楽しそうだ。
いよいよ竹取神事開始。
今年は若い者が増えていたので活気に溢れていた。
キタ~! 泥が飛んでくる! 私はGパンに5発被弾、ほっぺに1発被弾、写真機は撮影直後に後方へ避難し無事。
隣の報道機関は慣れたもので、ビデオレンズ前にアクリル板を付けて、カッパ着用。 アクリル板は大量被弾・・・。
村田憲彦。 最近は竹取神事で少々おとなしすぎるのではないか? 酒飲んでいるか転がっているか、楽ばかりしているように思える。
頑張れ! 村田憲彦。
いよいよ竹を下ろす準備開始。
竹に貼り付けてある紙を奪い合う。
回せ回せ!
逆回りだ!
竹の中央でまったく走ってないにも関わらず、村田憲彦のステテコがずれて、中のパンツもずれ始めている。 汚い・・・。
このまま隣の川へ行き、竹を切り取る。
杁が荒らされた田をならす。
御田植祭で一番重要な「御田植の神事」。 唄と拍子に合わせて早苗を植えていく。
おじさんには辛い作業に違いない・・・。
参議院議員・吉川ゆうみさんを囲んでの一葉。
志摩市副市長の加藤氏も竹取神事に参加。 個人的には彼に市長になって戴きたいと思う、若くて聡明なナイスガイだ。
この度の祭りの担当者である、沓掛区長、師匠、山田区長。 どこかの襲名披露のような・・・、失礼。
御田植の神事を見守られる神職一同。
来賓席にて、竹内市長による挨拶。
午前中、藤原の氏長者であらされる近衛忠大公のお姿を拝見したが、この頃には見当たらなかった。 御挨拶しかたったのだが、残念至極・・・。
平安の御代から変わらぬ、鎮守の森を背景にした風景。
昼休みとなる。 私は一旦帰宅し、雑用を済ませる。
早朝5時より稼働されている奉賛会の方々。 ありがとうございます。
不測の事態に備える警察官達。 暇で何よりである。 昔、村田憲彦が婦人警官にちょっかいばかり出していたので、以来婦人警官は誰一人来なくなった。
今年は土曜日というのに、例年よりテキ屋の店舗が少ないと感じる。 当局の締め付けが厳しくなったのだろうか?
昼休み時間になると人も減ってきたが、今年は例年より小中学生が多い。 テキ屋の皆さん、頑張ってちょ!
15:00より踊り込みが開始される。 師匠、沓掛区長、市長(奉賛会会長)、山田区長の面々。
御領田から伊雜宮まで2時間かけて踊り込みを行う。
暑さに負けず頑張れ!
全員一丸となり祭りを盛り上げる。
唄い踊りなが少しずつ練り歩く。
15分毎に休憩。 親も子供達の冷却作業に必死だ。
祭りも残すところあと少しだ。 気合い入れて唄え~!
いよいよ伊雜宮境内へ。
千秋楽を舞う三名と唄と囃子を奏でる後方の子供達。
市長の挨拶。
神宮神職による御挨拶。
感極まり、熱き言葉で感謝の気持ちを伝えられる山田区長。
沓掛区長による万歳三唱。 今年も皆さん”降参”状態・・・。 ちゃんとした万歳を行いましょう。
師匠の胴上げ。
この後、各区長ややくびと達の胴上げで完遂。 誠にめでたき日である。
私はこの後急いで帰宅し、シャワーを浴びて同業者の送別会へ出向く。
一日中汗をかいて歩き回っていたので、生ビールが飛びきり美味かった! 最高!
それでは、また。 ごきげんよう。