昨日は作業がスムーズに進まず、予定していたスプレー技法を終えることができませんでした。
と言う訳で今日はハゲチョロを表現するためのスプレー技法をしていくことにします。
▼まずは、激しくこすられたり削られたりされる恐れのある下地のシルバーへ念のためクリアコートをかけておきます。
▼ハゲチョロをしない下面はマスキングをしておきます。
上面と下面の塗り分け部分のマスキングは、取説にある塗装指示面をコピーで120%拡大してひっつき虫で貼り付けました。
カウリング部分はマスキングパテで塗り分けのマスキングをし、その他はマスキングシートです。
▼さあ、メインの作業です、なんちゃって。
今回のスプレー技法は、簡単に手に入るまさにその名の通りヘアスプレーを使いました。
ばあっ〜と機体に吹いています。
▼機体上面色は、指定のタミヤアクリルXF-11暗緑色をリターダー入りタミヤラッカー溶剤で薄めてエアブラシします。
実はクレオスラッカーのC-124暗緑色とどちらを使おうか悩みましたが、飛行機は経験が浅いのでどちらの色が良いのかわからず、結局、指定のタミヤを使いました。
これがあとで自分的にはちょっと後悔することになるとは・・・この時は思いませんでした。
▼スプレーを吹いてから約15分後に、暗緑色をエアブラシしました。
15分後というのは、確かAMOのチッピングフルードの使い方youtubeで説明されていた記憶があってそれに従いました。
エアブラシして気づいたのですが、XFなのでタミヤアクリル特有の全く艶がない状態です。
そしてイメージよりだいぶ暗いかんじです。これだったらクレオスの半光沢の暗緑色の方が良かったかもしれないなあとちょっと後悔。
一番確かなのは、試し吹きをしてから塗装にはいるべきですよね。手抜きしてしまい反省です😅
▼まあ、仕方ありません。気を取り直してハゲチョロの作業に入りました。
まずは広く剥がしたい部分から始めます。
筆に水を染み込ませて機体をこすっていきます。筆はクレオスのドライブラシ用ハードの小を使っています。
▼パネルの端など細かく剥がしたいところは、スパチェラで塗膜を剥がしていきます。
塗料で塗るのではなく、剥がすのは修正が効かないので慎重に作業していきました。
ここはAFVと共通する作業なので、剥がす部分、剥がす強弱(広さ)の塩梅はつけやすく楽しい作業でした。
▼ハゲチョロを付ける(剥がす)作業が終わりました。
筆で剥がす時は偶然の産物としてわくわくしますが、反面ボロッと剥げて焦る時もあります。
強くこすれば当然広く大きく剥げるのでそのあたりの塩梅はちょっと慣れが必要かなと思っています。
反面、スパチェラでの作業は自分次第なのでこちらの方が加減がわかってやりやすいですね。
キャノピーの枠にハゲチョロを付け忘れていますね。写真はありませんが、ちゃんとこの後に付けています。
▼マスキング類をはがしたところ、一部不自然な部分とエアブラシが弱いところがありました。
▼XF-11を筆塗りして修正しておきました。
ここで気がついたのですが、暗緑色のハイライトを塗装せずにハゲチョロをしてしまいました。
どうも気が焦っていたようです。仕方がないのでとりあえずこのまま作業を進めていきます。
あ〜、飛行機は難しい。チョンボとか、工程モレとか、連続してやらかしてしまいました😩
今回はここまでです。次回は垂直尾翼にクリアコートをかけてデカールを貼り、細部の塗り分けをしたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。