模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

豊橋で昼呑み

2024年09月16日 | お出掛け

豊橋でアワアワアワーというクラフトビールのイベントがあると聞いて9月14日にヨメと行ってみました。
アルコールを呑むので最寄駅までは息子の運転で送迎です。

土曜日なので青空フリーパスが使えます。¥2500位で名古屋を中心にした広い区間で1日乗り降り自由になります。
我が家からは、豊橋までの片道分の料金で往復できて途中下車もできてお得です。

会場は豊橋emCAMPUSという駅そばの複合施設の中庭でした。
屋外にテントを張って日差しを避けますが、この日の豊橋は正午時点で気温33度と猛暑日ではないもののなかなかの暑さでビールが捗ります。
ヨメはIPA系を中心に私は白ビール系を飲みました。

チケット前払いでビールとフードと交換します。
ビールは300ccで4枚(¥800)なので少々割高な印象です。

横浜や長野など、関東から中部地方辺りのブルワリーが多く出店していました。
IPA系はどれもハズレがなく頑張って作っているのがわかりますが、どこのも同じ系統の味で可もなく不可もなくという感じ。

ヨーロッパ系は少なく、ウエストコースト系のブルワリーが大半でした。
小麦麦芽系だと、ドイツ風のヴァイツェンではなく、White AleとかHazy xxというような名称のビールです。
3軒しか飲めなかったのでたまたま当たらなかっただけだと思いますが、もう少しフルーティで小麦麦芽らしいのがあれば良かったなあと思いました。

11時のオープンと同時に入ったので腹ペコで、フードはこの店の鶏のフォーにしました。

パクチーは入れて大丈夫かと聞かれたので、山盛入れてくれと頼みました。

チケット5枚(¥1000)はどうかと思うけど、アッサリ旨味で美味しかったです。

コスト的にも内容的にも、もう少し頑張って欲しいイベントでした。
クラフトビールが流行る兆しが最近少しみられますが、まだまだ盛り上がりがいまひとつな状況です。
こういうイベントではもう少し大盤振る舞いにして、多くの人にクラフトビールの良さを知ってもらい、ファンを増やすような方向性にした方が良いのではないかと思いました。

早めに切り上げて帰路に着きました。
豊橋駅の駅ビルで今晩のお惣菜をお土産に買い込みました。
家の近所のスーパーはお惣菜がただ安いだけでどれも不味いので、少々高くても外出の街中で買うことにしています。
地元は市民の平均所得が低いせいか、スーパーは高くて良いものは売れないと見切っているようです。

途中蒲郡駅で下車し、竹島水族館へ。
ヨメのお目当てのカピバラは不在でしたが、私は次回のキス釣りのためにシロギスの行動を観察しました。
白い砂にキスの透明感が見事な保護色になっていると思いました。

それほど大きくない水族館なので1時間ほどで出て、名古屋へ。
名古屋の太閤口はコリアンタウンっぽくて、焼肉屋とか韓国食材屋などがあります。
ここで白菜キムチを買って家に帰りました。

鹿児島旅行で2Kg太り2週間で1.5kg戻しましたが、あと500gが減りません。まあこんなことばかりしてちゃね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実機のディティール

2024年09月10日 | プラモデル

この辺りの和菓子屋では秋から正月頃まで季節限定で栗きんとんというお菓子が店頭に並びます。
山の中でロクな食べ物が無いのですが、栗きんとんだけは唯一美味しい名物だと思っています。
初期の頃は熊本産の栗を使用しているそうですが、この辺りの栗もそろそろ収穫できそうなので切り替えは間近でしょう。
散歩道に落ちていたものは、熟れて落ちたものでした。

菓子用の栗はそのまま食べてもまったく美味くないので拾いません。

先日、鹿屋の航空史料館に行った際に撮った、実機の気になる部分の写真です。

プラモデルを作る際の参考にするモデラー視線で撮りました。

零式艦戦の尾灯。
プラモデルでは銀色に塗ったりクリアパーツにしたりしていましたが、ただの白いカバーでした。

ネジはマイナス。

栄エンジン。コンパクトです。


尾輪。キャンバスのカバーや取り付け方がわかりました。


7.7mm機銃。


20mm2号機関砲。
零戦22型や雷電についてるやつですね。
フラッシュハイダーのテーパー角が確認したかったので。


アンテナの電線取付部と碍子。
零戦のアンテナマストは木製ではないということですね。


光像式照準器。
革パッドは黒色でした。プラモには赤茶で塗ってたな。
この復元機では外装色と機内色の差はほとんど感じられません。


屋外展示機の着陸灯。


ライトかP&Hのエンジン。
栄のプラグコード配管はメッシュでもう少し太かったですが、この機体のコードはソリッドのパイプに通しているようです。

以上興味のない方にはまったく意味のない写真でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さつま揚げで芋焼酎を吞むこと その2

2024年09月08日 | お出掛け

9/1((日))薩摩半島をドライブ
初日は大隅半島中心にドライブしましたがこの日は西側の薩摩半島を走ります。
桜島から朝日が出ます。6時10分位。

朝食前にホテルの前の海岸を散歩しました。
部屋から突堤に釣り人が居るのを見ていましたが、下に降りて行ってみると立ち入り禁止になっていました。
画像手前の桟橋は釣り公園になっています。

今回のツアーはホテル2泊の両日共に朝食が付いていて、この日はビュッフェ(バイキング形式?)でした。
セットでないと追加料金¥1800。この値段でこの内容だと、通常の我が家の旅行ではホテルを出て外食にします。
朝食会場は6時半オープンで2番目に入りました。
鹿児島の朝食らしかったのは、鶏飯という鶏の出汁茶漬けみたいなのがあったこと。
明太子もありましたが博多の宿よりも数段下の品質。明太子に対する思い入れの差を感じました。

この日の目的地は知覧と南薩鉄道加世田駅のみ決めていましたが、寄り道した結果こんな感じになりました。

レンタカーのカーナビがTV放送に対応していなかったので、NHKFMウイークエンドサンシャインの前日の放送を「らじるらじる」配信して、Bluetoothで車で流しながらドライブ。
特集は1974年の洋楽ヒット曲イギリス編でした。Killer Queenとか。

南さつま市内を走っていた時、遠くに尖がった山頂を見かけたので開聞岳?と思って撮影しました。
ヨメに運転させていたので見つけることができたんだな。

あとで調べたらこの方角だと野間岳という山のようです。
道路には落ち葉や折れた枝がかなり落ちていて、台風の強風の影響がまだまだ残っている感じでした。

最初に寄ったのは道端の看板を見て知った吹上浜海浜公園。
日本で一番長い47kmもある砂丘だそうです。
画面右は先ほどの万之瀬川の河口。

引き潮の真ん中ほどでしたが、河口付近は干潟になっていました。
公園内は釣り禁止だそうです。
ウミガメも来るようですが、この手つかずの自然なら納得。
海も凪ぎでなんにも無い感じがとても長閑で良いのですが、散策も暑いので退散。まだ9:30。

次の目的地、加世田バスステーション。
廃止になった南薩鉄道の加世田駅跡です。

日車の地方私鉄向け蒸機です。
バス案内所に鉄道記念館が併設されていたのですが、中を覗いたら狭くて車両がなさそうだったのでパスしました。

中を覗く怪しいジジイが撮られてました。早速昨日買った¥380のTシャツを着てます。
しかし先ほどWikiで調べたら屋外展示以外にも保存車両があるそうです。見られずに残念でした。
行き当たりばったりに事前に調べないで行くからこうなるんですな。

次は本日のメイン、知覧の特攻平和会館です。

義父の兄(ヨメの叔父)は振武隊で昭和20年に特攻出撃し亡くなったのですが、その方の遺書などが展示されているらしいと聞いて行ってみました。
写真は見つけることができました。
名前で検索できるので調べましたが、実際は遺書など写真以外の資料は無いようでした。
仮にあっても読む勇気はありません。

屋外に展示されている一式戦闘機はレプリカのドンガラで、資料的な価値はありませんが実物大の模型として見ました。
バランスがおかしくて中華メーカーのプラモデルみたいでした。
陸軍の特攻機は派手なマーキングのデカールで見栄えが良いのですが、特攻機は今までプラモデルで作ったことがありません。
鹿屋の零式艦戦はディテールの写真を撮ったのですが、館内の四式戦闘機はなぜか撮る気がしませんでした。

ヨメさんの父方は長兄が陸軍少飛で特攻出撃。次兄は海軍兵学校在学中に病死と両名とも亡くなっています。義父は三男。
うちの父方は長兄と次兄が陸軍徴兵で南方から復員、三男と四男は海軍予科練で特殊潜航艇訓練中に終戦でした。父は六男。
うちは4人全員無事だったのは非常に幸運でした。
戦後、予科練の三男と四男は両名とも養子に出て、それぞれの居住地で市の教育長と水道局長をされていたくらいなので、志願の飛行練習生は文武両道の優秀な生徒を集めていたんでしょうね。

会館を30分ほどで退場してお土産屋さんで知覧茶を購入し、調べてあったすぐ近くのラーメン屋で昼食にしました。

知覧だから隼なんでしょうか。
店に入るとものすごい豚骨の匂い。
まったく洗練されていない昔のままの武骨?な豚骨醤油ラーメンでした。

たまたま行った時だけだったのかもしれませんが、他の客は作業服を着た地元の中高年ばかりで全員ノーマルラーメンとライスのセット。
何十年も同じものを食べ続けてきたというブレのない確信を感じました。
ラーメンはノーマルと味噌があり、私とヨメで両方とってライスは無し。なんて観光客っぽい。
40年前にフェリー乗り場の前で食べた時は、博多ラーメンや熊本ラーメンのように決まったスタイルが、鹿児島(さつま)ラーメンにはまだなかったと記憶しています。
もうスタイルは確定したんでしょうか。代表的な店に行けなかったのでわかりません。

知覧を出て広大な茶畑の中の道を枕崎港に向かいました。
あの広大な丘の上には水が引けない上に火山灰の地質で稲作は難しいでしょう。
お茶という安定した商品作物に目を付けたのは賢明だと思います。
枕崎お魚センターという観光施設に入りましたが、食堂も鮮魚売り場も台風の影響で水揚げがない上に、日曜日で市場がやってないので売り棚に魚がなく、地魚海鮮丼も無いようでした。
ここで昼食の計画にしなくて正解でした。
削りたての鰹節を購入。飛行機なのでお土産は軽い物を選びます。

駐車場はレンタカーの「わ」ナンバーの小型車が目立ちました。
12:30頃。

枕崎駅にも行ってみました。
ここもイチ推しはカツオのようです。

指宿枕崎線の終端駅というのにホーム1面の無人駅でした。いくらなんでも寂しすぎる。
調べたら、元々あった南薩鉄道の駅にあとから国鉄が乗り入れし駅舎を間借りする形だったので、当時はホームのみだったとのこと。
だから旧国鉄駅らしくないのですね。
レールの頭が錆びていました。台風での運転休止からまだ動いていないようです。

指宿に近づくとどこからでも開聞岳が見えるようになります。
海からの開聞岳を求めて看板で見つけた、上の地図でEの場所にある番所鼻自然公園というところに寄り道してみました。

磯の岩場が遊歩道になっていて海上から開聞岳が望めます。
前日は桜島、この日は開聞岳をぐるっと眺めます。
13:30頃。

鹿児島にはそれほど客を呼べるスポットがあるわけではないようですね。
こののんびりとした自然豊かな落ち着いた風土の良さがわからない人にはつまらない観光地じゃないでしょうか。
私はじっくり住んでみたいと思いました。桜島の降灰が唯一の不安要素です。
ここまでは西から眺めた開聞岳です。

次に立ち寄ったのはJRの最南端西大山駅。
ここもレールが錆びてますね。この日時点はまだ不通でした。
開聞岳の東側からの眺め。14:30頃。

六角精児さんの番組などでも観ていましたが、実際に来てみると全然印象が違いますね。
この風景を九州カラーのキハ40系が走るのが見たいところ。
私が駅の風景に感動している頃、駅前の雑貨屋で抹茶アイスを食べているヤツがいました。

なんか四六時中食べています。
もう寄る所が無いのでホテルに向かいますが、早すぎるのでまずは指宿駅に。
15:00頃。

駅の案内を見るとまだ不通でしたが、徐々に復旧していてもうすぐ指宿も動くようです。
ホームにはキハ40系が2編成停まっていて、エンジンは掛かっていました。
まだ早いので田良岬という指宿の北にある岬の突端まで行きましたが、釣り人が数名いるだけでそれほど良い景色でもないのでホテルに向かいました。

ホテルには16時にチェックイン。
ガラガラの大浴場を一人貸し切りでゆったり浸かりました。
そして風呂上りに部屋に戻らず、ロビーで無料のウエルカムドリンクを頂きました。

どうせジュースかコーヒーだろうと素通りするとこでしたが、内容を確認して良かった。
生ビールまでただでした。
ただなら嫌いなスーパードライでもOK!
あっという間に4ハイ飲んで今晩の練習完了です。

晩ご飯はツアー料金に組み込みでした。
砂蒸し風呂の温泉街ですが、まわりに食事処がないのでホテル内で食べるのが正解です。
メインは黒豚のしゃぶしゃぶ。写っていませんが黒豚の角煮もありました。
刺身に地魚はありませんが、鰹のたたきがありました。
鰹は地魚のようなものですから。
色は少し黒っぽくなっていましたが、それでも自宅周辺のスーパーで買ってきたものよりもはるかに新鮮で美味しい。

なんとか食べきれました。食が細いのでおなかいっぱいです。

9/2(月)さらば鹿児島
朝食も付いていましたが、ビュッフェではなく定食。

小さなご飯茶碗でしたがおかずが多くて、おなかいっぱいになりました。
納豆がおいしかった。納豆らしい香りの強いもので、関東で売ってるやつみたい。
中部地方のは納豆ギライでも食べられるように、全く香りのない不味い納豆ばかりなのでうらやましい。

帰りの飛行機は13:30なのですが、レンタカーを11:30までに返さなくてはなりません。
鹿児島市街を平日の通勤時間帯に通ることになるので早めに出発しました。
海岸のホテルから国道に出るのにJR線を渡ります。
踏切でタイミング良く列車が来ました。ヨメの運転だったので車から降りて撮影。

全線かどうかは不明ですが、少なくとも指宿までは鉄道が復旧したようです。
市電も良い。

ほとんど渋滞もなく鹿児島市街を抜け、道が空いていて快調です。
日豊本線は電車なんですね。

レンタカー返す前に給油しました。
3日間で400km程度走って平均燃費16.2Km/Lでした。
乗り慣れたホンダの小型車でガソリン車でしたが、4輪ディスクブレーキで良く止るし運転しやすく、アップダウンの少ない鹿児島では十分活躍しました。
ホンダで良かった。T社の小型車は安かろう悪かろうですから。

2時間も空港で時間つぶしをしなければなりません。早めのランチにしました。
中華料理屋で担々麺と塩鶏ソバ。

都会の流行がまだここまでは届いていない感じで、20世紀のままのものが多いと感じました。
それでなんにも問題ないのです。

帰りのフライトも予定通り。
往路はハートマークで復路は桜マークでした。
明日から仕事かと思うと涙が止まりませんでした。(ウソ)

中部国際空港は南風だったのか、木曽三川公園やナガシマスパーランド辺りまで北上してから転回して着陸しました。
最後のエピソードは、帰りの中央西線がゲリラ豪雨のために高蔵寺で運転抑止になり、運転を再開しても制限速度30Km/hのノロノロ運転になったことですね。
我が家らしい特に目玉となる目的がない、行き当たりばったり旅行でした。
ヨメはもう次のツアーを申し込もうとしていました。どこに行く気だろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さつま揚げで芋焼酎を吞むこと その1

2024年09月03日 | お出掛け

台風10号は今までに見たこともないようなルートで、西日本を中心に大きな被害をもたらしました。
被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

ちょうどひと月ほど前の晩飯後、ヨメが「鹿児島に行ったことがないから行きたい」というので、「どうぞ」と答えたら8/31(土)出発の中部国際空港ー鹿児島空港の往復搭乗券とホテル2泊、レンタカー3日間で自由行動がセットになったツアーをあっという間に申し込みました。
日が近づくにつれて台風直撃のコースとなり心配しましたが、迷走しつつ徐々に行き足を緩めた台風は、出発の当日時点で瀬戸内海をうろうろしている状態で、雨は降っているものの予定通り出発できました。
2人で12万円程度の安いツアーなので、LCCでフライトは早朝7時発。
自宅最寄り駅から始発に乗っても間に合わない時刻なので、金曜日に会社を休んで空港島内のホテルに前泊することにしました。
以下、自分の備忘録日記を兼ねているので、なんの有益な情報はないですが長文です。

8/30(金)フライト前日の時間つぶし
ゆっくり家を出て昼食は名古屋駅のKitteというビルにある、クラフトビールバーで昼飲みにしました。
浩養園という老舗のビールバーです。

ビールを3杯ほど飲んでトンテキとソーセージを食べました。

トンテキが名物のようです。この日の日替わりソースは味噌でした。
平日なのでトンテキ定食目当てのサラリーマンが多く、昼食時ということもあって混んでいました。
おなかが落ち着いたので店を出てKitte内をうろついていたら、インドカレー屋があったので味見することにしました。

エリックサウスという南インドカレーのお店で、3種のカレープレート1人前を2人でシェアしました。
スパイス使いが絶妙で美味しかった。
空港そばのホテルに早めにチェックインしてシャワーを浴びて昼寝しました。

この時までは晴れて夏のような暑さ。
夕方、電車で本土の常滑まで戻って予約した居酒屋へ。

台風で新鮮な地魚がないのが残念でしたが、本場の味噌串カツは軽くて美味しかった。

8/31(土)いざ鹿児島、桜島を眺めながら
愛知県は朝から雨でした。未明にはかなり強く降ったようですが、出る頃にはフライトには問題ないほどに弱まりました。

四国の南岸沖を西に飛行中、右舷の窓から飛行高度11000mよりも高く伸びる雲の柱が見えました。
あれが台風だったんだと思います。

九州島が見えてきました。宮崎あたりから都城方面に横断します。
台風の雨による泥水で河口から海の色が変わっていました。

定刻8:30に快晴の鹿児島空港に着陸しました。
朝早い便だと一日が長く使えますが、開いている店がなかなかありません。
予約してある昼の黒酢の飲茶ランチまでの時間つぶしが必要です。

9時過ぎでも開いていたスーパーは国分のマックスバリュ。
車なのでまずはお茶のペットボトル2Lと紙コップ、そして本場のさつま揚げ。
味が甘めなので塩分がたたずに、おやつ代わりにいくらでも食える感じ。
さつま揚げをつまみながら向かったのは模型屋さん。

霧島市のマルタカヤ模型店が10時から開いているので、お邪魔しました。
キットは手持ち在庫十分なので、それ以外になにかないかと店内をぐるっと物色して見つけたのはこの素材。

内径0.4mmのアルミパイプ。
バイクのスポークを0.3mmのSUS線で張り替えてみたくて、ニップルをこのアルミパイプで表現するつもり。

桜島を背景に甕が並ぶ風景は定番ですね。北東からの桜島。
この風景を見ながら飲茶のランチです。
台風で団体客がキャンセルにでもなったのでしょうか空いています。ラッキー。

歳をとって量を食べられないので、飲茶はありがたい。

棒棒鶏などの前菜があって、そのあとに酸辣湯麺(ハーフ)ほか飲茶の数々。
おなかいっぱいです。

この日の行程はこんな感じにしました。
ヨメさんはツアーだけ予約して、あとは私に丸投げなので自分好みの場所を組み込みます。

鹿屋基地をカーナビで検索するとお勧めコースは距離の短い山越え道なのですが、普段海無し県で山ばかり見て暮らしているので、往復同じ道になっても海岸を行くコースにします。

垂水市の足湯併設の道の駅「湯っ足り館」というところで休憩。
ヨメさんはこのクソ暑いのに足を浸けてました。
無料の温泉なのに入らなきゃもったいない、という貧乏人根性なんですな。
東からの桜島。

近くで見るまで知りませんでしたが、桜島は見る角度でいろいろな表情があって面白いですね。
もしかすると、元々は開聞岳のような成層火山だったものが、噴火で火口付近の上半分が吹き飛んでこんな山容になったのかもしれませんね。ブラタモリで観たのかな。

南からの桜島。

朝にさつま揚げを買ったのは全国区のマックスバリュでしたが、次に入ったのは走行中よく見かけたタイヨーをいう地元のスーパー。
しかし鹿児島でしか見られないようなものは特別見当たらなかったので、またさつま揚げ(別メーカーの)と¥380の速乾Tシャツをお買い上げ。
台風の影響で棚に空きが目立ちました。災害で物流が途切れると南端の鹿児島では復旧に時間が掛かるようです。

鹿屋基地には14時着。
会社の同僚の長男が、高卒で今年からこの基地に初任地配属されたということ。
海軍時代からの大型機の名門基地ですね。

基地に併設された史料館がお目当て。

実物を見るのは実に楽しい。
しかし屋外では痛みがひどく、あと何年展示できるのでしょうか。屋根を付けて欲しいな。
ひと通り見学して桜島まで戻ります。
鹿屋市は自衛隊基地や体育大学があるせいか、街の活気があるように感じました。
鹿児島は高齢の運転者が多いせいなのか南国気質で穏やかなのか、国道でも60km以下で巡航している車が多く、せかせかしないでゆっくりと景色を見ながら運転することができました。
北陸のどこかのように、全員が百万石のお殿様気分で我がまま運転を競うのとは大違いです。

途中国道沿いのから揚げ屋さんでテイクアウト。

今晩のホテルは夕食を予約しなかったので近所の居酒屋の予定です。
初めての居酒屋で上手に飲めるか自信がないので、予めホテルの部屋でシャワー上りにビールを飲む練習をしようと考えています。
そのおつまみになります。
私が運転している脇で「熱っ」と言いながらフライングしているヤツもいましたが。

ヨメは鹿児島初めてですが、私は大学4年に上がる前の春休みにバイクツーリングで鹿児島に来ています。
その時に桜島で湯呑を買ったのでその店を再訪しようと、考えていました。
それらしい焼き物屋を見つけ、そこでひとつずつ桜島焼のカップをお買い上げ。
同じ店かどうかはわかりませんが、昭和50年代からやっているそうなので可能性はあります。

本日のホテルが有る対岸の鹿児島市にはバイクの時と同じ桜島フェリーで渡ります。
当時バイクは数百円(¥300?)だった記憶がありますが、今回乗用車は同乗者込みで¥2000弱でした。
その前に間違ってもう少し南の垂水港からのフェリーに乗ろうと、垂水港まで行ってしまったことは忘れよう。

15分も掛からずに錦江湾を横断し鹿児島港に到着。
取りあえずシャワーを浴びて、飲む練習。

塩から揚げととり天(天つゆ付き)にしました。
どちらも美味しく満足でしたが、揚げたての方がもっと美味かったと言うヤツもいました。

西鹿児島駅近くの繁華街まで行けばよい店が沢山あるのですが、ホテルが最寄りの電停まで2Km近く離れているので、近所の居酒屋で晩飯にしました。
庶民的な価格のサラリーマンが会社帰りに寄るような居酒屋です。
台風で地魚が入っていないのはわかっていたので、海鮮がウリのもう少し高い店に行ってもしょうがないという判断です。

練習したので芋焼酎から。


旅行中は野菜が不足気味になるので、オクラやネギなどの野菜の天ぷらとやっぱりさつま揚げ。

少し温めるとさらに美味しくなるんですね。パックのまま食べてたので気づきませんでした。
醤油も甘いし、さつま揚げも甘い。1日でだいぶ慣れてきました。

その2に続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休みの終わり

2024年08月18日 | プラモデル

先週土曜日からの夏休み9連休はあっという間に終わってしまいました。
退職したらこんな感じに毎日好きなことばかりしてのんびりと生活できるのだとすると楽しみです。
元気に体が動くうちに退職しないと、病気になってからのサンデー毎日じゃロクに遊べもしないじゃないか、とも思えてきました。
明日会社に行けるか心配です。

大学の同級生が今、バイクで北海道ツーリングをしていて、同級生のグループLINEに「釧路着!」のようにコメントが入ってきます。
今更この暑い真夏にバイクに乗る気はしませんが、40年ほど前までは同じ側にいたんだな、と懐かしく思えて応援しています。

オペル2種は車幅ポールの先端白色やテールの赤表示など忘れていた色差しをしました。
完成と思ってランナーを処分していたら、付け忘れたジャッキが出てきました。最後までドタバタです。

前輪をステアさせたり、タンカーなどは給油作業中のようにするなど、動きを感じられる加工をしないと面白くないですね。
昔作った赤いBMWのようにドアを開けたり、フィギュアを置いたりね。
特に今回はフィギュアを乗せなかったのが失敗でした。

オペルの次に発掘した仕掛品は1/48の複葉機。英国のS.E.5A。
ウクライナのローデン社製キットです。
数年前、上の主翼を接着しようとして、大きなサンドイッチを両手で持って口に運ぶように、主翼を上下から掴んで保持していたら、長方形が徐々に平行四辺形になり最後はクシャっとつぶれたのでした。
翼間支柱4本を治具無しで、同時に接着するのは非常に困難で1時間以上何回も再挑戦の格闘の末、心が折れて放置したのでした。
2021年3月頃の出来事のようです。早や3年。熟成は十分。
当時全盛のコロナも去り、高校に合格したばかりだった息子は今年大学に入学しました。

まず進捗状態と部品の所在を確認してみました。
胴体から生えている4本の支柱(赤丸の)のうち1本が見当たらなかったので、エバグリのプラ棒を削って再生し塗装しました。翼断面なんですな。

上の翼をこのまま付けてしまって問題ないか念の為確認してみました。
ウイングナットの1/32の組説(リギングダイアグラムと言うみたい)がネットで見られるのでチェックしてみると、翼間の張線を一部見落としていたようで、穴を開けたりヒートンを植えたりする準備がしてありませんでした。

上の翼を付けてからでは作業がしにくい箇所ばかりだったので、3年前何をアセって上翼を接着しようとしたのか「おバカさん」と言ってやりたい。
なので、張り線(リギング)の準備として穴あけとヒートン作りから始めました。

20年ほど前に会社で使用していたフィルムカメラが壊れたので、燃えないゴミ捨て場に捨てに行きました。
まわりをキョロキョロしてから、そのまま捨てないで叩き壊して中から小型のDCモーターとソレノイドを抜いてから捨てました。
矢印はその時のソレノイド。巻いてあったエナメル線(ポリウレタン線かな)は0.08mm径でした。
これをスケビで知ったピンバイスに咥えるヒートン治具でくりくりするとヒートンの出来上がり。
これを0.2mmドリルで明けた穴に瞬間接着剤(CA)を付けて挿しこみ接着します。

CAは画像のようにシールの剥離紙のツルツル(頭ではない)の上に出すと20分位は乾燥しないので量産作業向きです。

以前作った1/32のスパッドXIIIの時は、ダブルの張り線もナイロンのミシン糸で難なくできましたが、1/48のWW1機はかなり小さくてダブルにする必要あるのかなあ、と嘆く京子のゴロ寝でございます。
ナイロンの糸は張った後に弛むと、線香の火を近づけるだけでピンと張って修正できるので扱いやすかったのですが、今回の張線材はこの辺りを使おうと考えているが、さてうまくいくか

これらは接着剤の効きも良いし、伸縮性があるので弛まずに張れます。しかし耐久性がないのです。
しばらく経ってから見ると取れて(切れて)いることが多いですね。伸ばしランナーや釣り糸ではそんな経験はないですから。
伸縮性があるということは、可塑剤で軟化させているのか、多孔質なのか。
接着性が良いので多孔質な気がする。なので劣化を少しでも遅らすようになるべく伸ばさないようにテンション緩めに張るんですが、それがストレスなのよねえ。

クリミヤを取り戻すまで頑張れ、ウクライナ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする