はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

コマツG40 ブルドーザー 1/48 #5 完成

2021-09-02 22:41:13 | 大東亜戦争 日本軍

JAPANESE NAVY
KOMATSU G40 BULLDOZER
日本海軍
コマツG40 ブルドーザー
昭和18年5月 ラバウル(仮定)

タミヤ1/48 コマツG40ブルドーザーが完成しました。
今回は、Migのチッピングフルードを使い、初めてスプレー技法なるものを試しました。
チッピングフルードの吹き付け量、基本塗装の水性塗料の薄め具合などなどまだ塩梅がつかめていません。
下地塗装を出すために使う水は、水性塗料の乾燥を待って行います。
しかし、乾燥時間をどれくらい取ってから水で濡らすか、時間を置いて再度剥がし作業ができるのか、などなどの疑問があります。
まあ、とにもかくもやってみました。気に入った部分、気に入らない部分があります。
気に入らない部分は、今までのやっていた細筆によるチッピングで加筆修正しました。
それでは国産初のブルドーザー、タミヤのコマツG40ブルドーザーをご笑覧くださいませ。

▼ボンネットふちの塗装剥がれ(チッピング)部分は、今回行ったスプレー技法の結果です。
この部分は気に入っているので、一切手は加えていません。

▼燃料タンク、油圧シリンダーの根元部分、ドーザーアーム上部に付いているカバーも手を加えず、水で基本塗装を剥がした状態のままです。

▼ドーザー前面は、水で基本塗装を剥がしたままの状態。エッジ部分は細筆により少しチッピングを加えています。
錆はVic Hobbyのダークラストを使い表現しています。

▼1/48で少ない部品数の割にはとても精密度を感じる操縦席です。
履帯のウエザリングは、油彩バーントシェンナで錆っぽくした後、クレオスウエザリングパステルのライトブラウンを中心にMIGピグメントP232ドライマッドを少し足してまぶし、定着にはウエザリングカラー薄め液を垂らしました。
接地面は、クレオスラッカーC-8シルバーをこすりつけています。

▼キットには操縦するフィギュアが1体ついています。

▼1/48ですが、小型車両なので手のひらに乗せられます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (18)
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コマツG40 ブルドーザー 1/48 #4 ウエザリング

2021-09-01 19:08:02 | 大東亜戦争 日本軍

コマツブルドーザーのウエザリング作業をしました。
▼今回の作業を終えた状態です。

▼デカールを貼り終え、細部の塗装をしました。
椅子のソファーの塗装の指定はブラックですが、XF-84ラバーブラックに変えました。
シリンダーホースは指定のXF-64レッドブラウンとXF-9ハルレッドを指定通り1:1の割合で混ぜ、塗装しています。

▼デカール部分にセミグロスクリアをかけた後、油彩で墨入れ・ウォッシングをしました。
使用した油彩は、バーントアンバーとローアンバーを1:1で混ぜて使用しました。

▼タミヤテクスチャーペイントが塗装しきれなかった部分は、クレオスのウエザリングカラーマットアンバーを使って修正しました。
後部フェンダー及び起動輪軸受け部分を重点的に塗り付けて修正しました。

▲混色して作成したタミヤアクリルの泥色とマットアンバーはそれほど違和感はなく、自然な感じになったと思います。
▼ドーザーアームの内側は、マットアンバーを付けて泥汚れを表現してみました。

クレオスウエザリングカラーのマットアンバーの色合いは自然な感じで最近のお気に入りです😄

アップにするとだいぶアラが見えますが、その辺は片目を閉じてご覧ください💦

この後、履帯のウエザリング、その他チェックをして完成したいと思います。

コメント (2)
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コマツG40 ブルドーザー 1/48 #3 塗装2

2021-08-30 19:48:27 | 大東亜戦争 日本軍

▼今回は、チッピングの修正と足回りの泥汚れをいたしました。
写真は作業が終わった状態のものです。

▼それでは順を追って作業内容です。
スプレー技法のチッピングは部分的にうまくいっていないので、Vic Hobbyで加筆修正しました。
チッピングブラウンが下地塗装のジャーマングレーと合うかどうか不安でしたが、それほど違和感なく仕上がりました。
傷が深くて錆びが出たところは、ダークラストを使ってみました。

▼タミヤアクリルが剥がれて下地のジャーマングレーが出ないように、タミヤアクリルX-35のセミグロスでコートしておきます。

▼泥の表現としてタミヤテクスチャーペイントを泥が残りそうなところへこすりつけました。

▼泥の塗装がかかりたくない部分をマスキングパテでマスキングしておきます。

▼泥はタミヤアクリルXf-52ダークアースをベースに、明るくするためにXF-57バフを足して塗装しました。

この後、マスキングパテを剥がした状態が最初の写真になります。

タミヤテクスチャーペイントの元の色は、塗装すれば大丈夫と思ってそのまま付けましたが、タミヤアクリルを0.2mmのエアブラシで吹くために薄めにしたため、泥の色に染まりませんでした。
仕方がないので、テクスチャーペイント部分を筆塗りして修正したいと思います。

次は細部の塗り分けをしてデカールを貼り、ウォッシング、墨入れに進みたいと思います。

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コマツG40 ブルドーザー 1/48 #2 塗装1

2021-08-29 18:03:35 | 大東亜戦争 日本軍

TIGER I の可動履帯の組立、辛いっす。
なので、組立済みキットの塗装に逃げ込みました

コマツのブルドーザーを進めることにしました。
以前、1/76フジミのヤークトティーガーで試したスプレー技法をコマツのブルで実践してみることにしました。

▼こんな感じになりました。実質初めてやった塗装方法なので塩梅がイマイチ掴めません。
やってみた感想は、これでは今までやっていたスポンジチッピングでもいいかなと言う感じです。
もう少し慣れが必要というところですね。

▼作業を順番に追っていきます。
使用した塗料は以下のものです。
タミヤサーフェイサー➡️下地のジャーマングレー➡️migのチッピングフルード➡️基本塗装のタミヤアクリルの順で使っていきました。

▼タミヤサーフェイサーを吹いた状態。

▼基本色が剥がれて見える下地にクレオスラッカーのジャーマングレーを選びました。

▼ドーザーの接地面に塗装が剥がれて金属地が出た状態として、クレオスラッカーシルバーを吹いておきました。

▼migのチッピングフルードを0.3のエアブラシで瓶生で吹きました。

▼大体30分くらい置いて、チッピングフルードが乾いたのを確認した後、キットの指定色であるタミヤアクリルXF-75をアクリル溶剤X-20Aでやや薄めにして全体に吹きました。

この後、タミヤアクリルの乾燥を待ち、筆に水道水をつけキット表面を濡らしていきました。
特に剥がしたい部分を重点的に濡らし、筆で擦っていくと最初の写真のような状態になっていきます。

剥がれ具合は筆の動き、水の量で多少調整できますが、所詮偶然の産物であることには変わりはありません。
細筆でチッピングをつける不自然さは避けられますが、付き方の調整は難しい気がしました。

この後、細筆とスポンジでチッピングの修正をしようと思います。
チェック後、タミヤアクリルのセミグロスでコートをし、細部の塗り分けに進みたいと思います。

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コマツG40 ブルドーザー 1/48 #1 組立

2021-06-24 17:45:48 | 大東亜戦争 日本軍

先に完成させたコルセアと戦った日本海軍の航空基地で飛行場の設営に活躍した小松製作所のブルドーザーです。
タミヤでは1/48で発売されていますが、これは飛行機のメジャースケールである1/48に合わせているのでしょう。
残念なことにこれに合わそうと思う零戦のキットは1/72ですが、そこはそれ遠近感を考えて並べればなんとかなるのでは、という安易な考えで作り始めます。

▲キットには終戦から34年を経て日本へ返還された貴重な実写写真とともにその成り行きを説明した読み物が入っています。
簡単に言うと、終戦時米軍によって海中投棄された後、1948年から49年にかけてオーストラリアのサルベージ会社によって引き上げられた車両の話です。数年、海中に放棄されたのにもかかわらずメカニズム面でのダメージはほとんどなく、海水を洗い落として油をさすとエンジンも始動しすぐに動き出しました。その後はオーストラリアの農場を転々としながら稼働し、1978年現地のコマツ・ディーラーの目に留まり、翌1979年1月10日、オーストラリアからの船旅を経て大阪港に到着。なんと自走して搬送用のトレーラーに乗り込んでいます。
現在は静岡県伊豆市のコマツテクノセンタで保存展示されていると記されています。

《コマツG40ブルドーザー仕様》
全長:3760mm  全幅:1800mm  全高:1850mm  重量:5,500kg
エンジン:コマツ4サイクル頭弁式ガソリン機関 50馬力 総排気量:7,580cc

▼組立説明図

▼パーツはランナー2枚です。

▼組立は4時間くらいで終わります。
足回りは一体型ですが、程々の精密感があります。パーツはまさにパチピタでストレスフリーで組み上がります。

指定色はXF-75呉海軍工廠グレイとなっています。
ネットでXF-23ライトブルーで塗装された素敵な作例があったのでそちらにするかもしれません。

ちなみに1/48で航空兵のフィギュアがありました。
第48回静岡ホビーショーで買ったものです。たぶん消費税が5%の時ですね。

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isuzu TX-40 1/72 海軍用 #4 完成

2020-05-21 17:17:16 | 大東亜戦争 日本軍

ISUZU TX-40 1/72 燃料補給車
昭和20年2月 海軍厚木航空基地内
ホイールベース:4m エンジン:X型(GA110型)ガソリンエンジン 4,390cc
ハセガワ1/72燃料補給車が完成しました。
ずっと燃料供給車としていましたが、ハセガワの表記が燃料補給車でしたので訂正します。
車体色をネービーブルーにして今回は海軍用として製作しました。
昭和20年、終戦の年であり使い込まれた雰囲気を出すためにチッピングを少し多めにしています。
最後に前照灯をシルバーで塗装し、フロントフェンダー及び車体下部にバーントシェンナでフィルタリングをして酷使された感じを出しました。ご笑覧くださいませ。

▼以前作った陸軍用と並べてみました。

雷電を完成させて並べたいと思います。

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TX-40燃料供給車 海軍用 1/72 #3 ウォッシング〜

2020-05-20 17:09:40 | 大東亜戦争 日本軍

天候が回復したので海軍用燃料供給車のウォッシングに入ります。
その前にプラの保護と油彩がよく乗るようにつや消しコートをかけておきました。

▼ウォッシングの前にチッピングをファレホで入れます。
チョコレートブラウンにブラックグレイを足します。
今回はチョコレートブラウンを少し多めにして錆びっぽくし、少しくたびれた感を出したいのでチッピングを多めに入れました。

▼タミヤパネルラインのブラックで車体前面のグリルとサイドグリルへスミ入れをします。

▼油彩のローアンバーでウォッシングを始めます。
エンジングリル、フロントフェンダー、ドアパネルあたりがウォッシングをしています。
燃料タンク及び車体後部はまだウォッシングをしていません。

▼ウォッシングが終わりました。

部分的にフィルタリングした後、足回りをピグメントで軽く汚して完成させたいと思います。

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TX-40燃料供給車 海軍用 1/72 #2 基本塗装〜塗分け

2020-05-17 18:58:51 | 大東亜戦争 日本軍

雷電は合わせ目の処理が発生してしまったので先に燃料供給車の塗装をします。

▼サーフェイサーを吹いて、車内の塗装をします。
基本色を陸軍用のカーキとして車内を塗装しました。
ドラム缶も陸軍の時と同じにカーキで塗装してしまいました。

▼タミヤアクリルで座席をブラウン、ハンドル、シフトレバー、ペダルをブラックで筆塗り。

▼運転席部分をボディに接着し、塗装に備えてフロントガラスのクリアパーツをマスキングゾルでマスキングしておきます。
車内にはティッシュを詰め込みました。

▼基本色のネービーブルーにブラックを足してシャドウ吹きをしておきます。
シャーシを含む足回りは全面をシャドー色で塗装しています。

▼1/72なので基本色を少し明るめにします。ネービーブルーにホワイトを少し足してエアブラシしています。
その際、意識してシャドウを残すようにしました。
写真の塗料は間違えていますね。ブラックではなくC-14ネービーブルーが正解です。

▼さらにホワイトを足して平面は中心、サイドは上面にハイライトを吹きました。

▼もう一段階明るい基本色をハイライトとして吹き、基本塗装を済ませました。

▼細部の塗り分けをタミヤアクリルを筆塗りします。
運転席の幌はダークイエロー、タイヤはNATOブラックで塗っています。
ドラム缶を運ぶリヤカーは荷台のベース色としてダークイエロー、取っ手はカーキにしました。
乾燥後、荷台はレッドブラウンをドライブラシして木目をつけようと思います。

次回、ウォッシングをし、ウエザリングへ進みたいと思います。
チッピングをちょっと派手にしようかなと考えています。

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TX-40燃料供給車 海軍用 1/72 #1 組立

2020-05-16 17:58:51 | 大東亜戦争 日本軍

今日は天候が崩れ雨になってしまったので雷電の塗装はお休みとなりました。
その代わりに海軍用の燃料供給車を組み立てておきました。

塗装直前までの組立は終わったので雷電と一緒に塗装したいと思います。

▼陸軍用のキットをネイビーブルーに塗装すると海軍用になるそうです(ハセガワの塗装指示)。

英軍用には燃料供給車ではありませんが、AIRFIXの1/76 RAF EMERGENCY SETから救急車と消防車を待機している状況で並べられます。
ドイツ軍用にはシミヤン様から教えていただいたフジミのオペル3t燃料供給車がありますのでこれらの車両も英軍機、独軍機を作る時に並行して作っていきたいと思います。

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1/72 isuzu TX-40 #4 完成

2020-02-19 18:58:18 | 大東亜戦争 日本軍

1/72 ISUZU TX-40 燃料補給車
昭和19〜20年 陸軍航空基地内

ハセガワ1/72 燃料補給車が完成しました。
右ライトがやや下向きについてしまっています。写真撮影中に気がつきました(汗)。
日本軍の車両色であるカーキは自分にとって新鮮な感じがします。
陸軍機の完成品がないのに燃料補給車を先に揃えてしまいました。
オーバースケール気味になる気がして退色表現はやっていません。
タイヤのウエザリングがちょっと派手でわざとらしくなっています。ご笑覧くださいませ。

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