はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

M8後期型 1/35 #13 完成

2023-05-30 23:01:31 | M8 タミヤ1/35

M8 Late type 1/35 TAMIYA
2nd Armored Division 67th Tank Battalion Headquarters
Berlin, Germany, July 1945
M8後期型 1/35 タミヤ
第2機甲師団第67戦車大隊本部所属車両
1945年7月 ドイツ ベルリン

タミヤ1/35 M8、完成しました。1/35はサイドスカートが装着された後期型です。
タミヤから最近発売された1/48のM8は前期型です。
後期型は約2,000両生産されていますが、大戦中の実車写真を見るとサイドスカートのない前期型が多く見かけられます。

完成品は組立がまずくて、サイドスカート後部、砲塔上部などで隙間を発生させてしまいました(反省💦)。
手を入れたのは、フック類を真鍮線に、車体側面の溶接跡をプラ板で表現(幅が太すぎましたが💦)、砲塔側面に個人装備品を吊り下げて装備させました。
アラが見えて恥ずかしい部分がありますが、今回はアップの写真をいつもより多めに載せてみました。
それではM12、M7に混じって後方支援任務を担ったM8をご笑覧くださいませ。

 

▼キットにはフィギュアが3体付属しています。キット名が出陣待機セットなのでそれ相応のポーズなのでしょうが、小さい砲塔内に収めるのは難しくて砲塔には入れませんでした。

 

▼前部にあるハッチの一つを箱絵と同じ開状態にしました。
星マークのデカールがシルバリングを起こしてしまいましたが、ウエザリングで少し改善(ごまかし)できました。

 

▼フィギュアのお顔は相変わらずの出来です😅

 

▼車体側面の戦術番号のデカール、シルバリングしています😅
車体に載せている個人装備品は他のキットにも流用できるよう、置いているだけです。

 

▼フェンダーの奥まったところ、車体のくぼみの埃・泥としてピグメントを置きました。

 

▼砲塔側面に引っ掛けるため、0.2mm真鍮板を切り出してバッグに装着しています。

▲▼燃料キャップ付近にはMigのFuei Stainsを垂らして、燃料をこぼした状態を表現しました。

 

▼チッピングは浅い傷をスポンジで、深い傷は細筆とスポンジを使って付けました。
足回りのウエザリングはピグメントを使用。うまく出来たと自己満足しております。

 

▼油彩バーントシェンナで錆ダレをつけました。

 

▼防盾はラッカーパテを使って鋳造表現を付けました。

 

▼「いつまで待機しなきゃならないんですかねえ?」「まあ、焦りなさんな」ってところでしょうかww

 

▼ベースとなったM5A1とのツーショット。どこを変えてM8になったのかがよくわかります。

完成写真は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #12 ウエザリング2

2023-05-29 22:45:57 | M8 タミヤ1/35

M8もいよいよ完成が近づいてきました😄
今回は、前回からのウエザリング作業の続きとなります。
作業は、フィルタリング(車体)〜フィギュアと個人装備のスミ入れ・ウォッシング〜ハイライト〜グローサーの錆付けまで進めました。

 

▼フィルタリングに使った油彩は以下の5色です。
左から、チタニウムホワイト、ネイプルスイエロー、イエローオーカー、バーントアンバー、ウルトラマリンとなります。

 

▼細筆の先へ少し油彩を付け、車体へチョンづけしていきました。
チタニウムホワイトやネイプルスイエローは上面を中心に、イエローオーカーは中間部分、バーントアンバーは下部へ凹んだ部分、ウルトラマリンは可動部の縁やプレスラインの端などへ付けていきます。

 

▼いつものように綺麗なターペンタイン(テレピン油)を筆に湿らせ、上から下へ筆で油彩を拭き取っていきます。
ほとんど拭き取るような意識で作業していきました。

 

▼平面部分は、円を描くようにして広げて油彩を薄めていくような感じで拭き取っていきました。

 

▼車体のフィルタリングが終わりました。次は砲塔の作業にかかります。

 

▼砲塔も車体と同じように細筆の先に油彩を付け、車体へチョン付けしていきます。

 

▼拭き取り作業を車体と同じようにして、フィルタリングが終わった状態です。
フィルタリング作業を経てデカールのシルバリングはだいぶ目立たなくなりました😄

 

▼ここから一気に個人装備品とフィギュアのウエザリングをしていきます。
まずは油彩でのスミ入れ、ウォッシングに備えてトップコートをスプレーしました。
エアブラシを使うのが面倒でスプレーで済ませてしまいました😅

 

▼個人装備品は、油彩ローアンバーにアイボリーブラックを足してスミ入れ・ウォッシングを行い、ハイライトとして、
バッグは、チタニウムホワイトにネイプルスイエローを足した色でドライブラシ。
寝袋、ダッフルバッグ、バラックバッグはイエローオーカーにチタニウムホワイトを足した色でドライブラシをかけました。

 

▼フィギュアも同じように、油彩ローアンバーにアイボリーブラックを足した色でスミ入れ・ウォッシングを行い、
ハイライトとして、上着にはチタニウムホワイトにネイプルスイエローを少し足した色でドライブラシ。
ズボン、ヘルメットは、オリーブグリーンにチタニウムホワイトを少し足した色でドライブラシをかけました。
ヘルメットは色が付くか付くないか程度に軽〜くドライブラシをかけています。
向かって一番右のフィギュアは顔が極端に小さいようで、子供がヘルメットを被っているような感じになってしまいます😩

 

▼車体にハイライトを足して、コントラストを少し強調します。
油彩ネイプルスイエローを車体上部のエッジを中心に付けていきます。

 

▼ドライブラシ用太筆SOFTを使って上から下へ拭き取っていきました。

 

▼グローサーへ錆を付けます。プレス屋にいた時、材料の鉄はあっという間に錆びていくのを経験しました。
その経験からグローサーが無塗装と仮定して、錆色をクレオスウエザリングパステルのラストオレンジで付けました。
もし、グローサーが鉄ではない、もしくは鉄でも錆止め塗装をしていたら間違ったウエザリングになりますので、その場合はご勘弁を😅

 

▼錆色に埃がかかった状態として、クレオスウエザリングパステルのダークブラウンをラストオレンジの上へまぶしました。

 

▼最後に油彩ローアンバーをターペンタインでかなり薄めてウォッシングしています。

 

▼個人装備品を車体に付け、M8がほぼ完成しました。

今回はここまでです。車体に錆ダレを若干付けたり、フィギュアの靴へピグメントをまぶしたりして完成させたいと思います。

次回は完成写真をアップする予定です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #11 ウエザリング1

2023-05-27 19:18:35 | M8 タミヤ1/35

M8のウエザリングを始めました。
今回は、スミ入れ〜ウォッシング〜足回りの泥汚れまで進めたいと思います。

▼まずはスミ入れから始めます。
油彩ローアンバーにアイボリーブラックを足してピンウォッシュ(スミ入れ)をしていきます。

 

▼細筆を使ってくぼみに油彩を流し込んでいきます。

 

▼油彩がはみ出した部分を綺麗なターペンタインをつけた筆で広げていき、ウォッシングまでが終わりました。

 

▼足回りのウエザリングにかかります。
以前買ったパステルをこして作った自家製ピグメントを使ってみました。
まずは全体にペールブラウンを筆で全体にかけました。ピグメントの固定にはアクリル溶剤を使っています。

 

▼転輪のセンター部分と車体の奥まった部分へピグメントP033 DARK MUDを擦り付けました。
さらにウォッシングで使った油彩を、再度ボルトあたりを中心にスミ入れをしてコントラストを強調してみました。

 

▼M8が装備している履帯は、中心の接地部分にゴムが使われていますが、連結部は金属なので錆をつけました。
油彩バーントシェンナをターペンタインで薄め、筆で塗っています。

今回はここまでです。次回は油彩を使ってのフィルタリング(経年変化による退色表現)作業の予定です。
さらにフィギュアと個人装備品のウエザリングまで進めたらいいなと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #10 チッピング

2023-05-26 17:30:33 | M8 タミヤ1/35

前回貼ったデカールの乾燥を待って、半ツヤコートをかけています。

今回はチッピング作業をしました。

 

▼チッピングにはアクリル塗料のVic Hobbyを使いました。
まずは浅い傷としてフレッシュライト1を使います。
スポンジに塗料を付け、キッチンタオルで塗料を十分に拭き取って、車体に浅い傷を付けていきました。

 

▼浅い傷の上に重ねていく感じで深い傷を付けてきます。
使った塗料は浅い傷の時と同じくVic Hobbyで、色はチッピングブラウンを使いました。
浅い傷はスポンジしか使いませんでしたが、深い傷は細筆とスポンジで作業をしています。
細筆でエッジ部分にはドライブラシの容量で長めの傷を付け、スポンジは浅い傷を付けた部分へ重ねるように作業しました。
写真は、チッピング作業がほぼ終了した状態です。なお足回りは深い傷のみを付けています。

デカールを貼る前のクリアコートは、間違えて半ツヤコートをかけていました。
そのせいかどうかはわかりませんが、デカールは少しシルバリングを起こしています。
ウエザリングでなんとかごまかしたくて、デカールの上へ意識的に多くチッピングをするという悪あがきをしています😅

 

▼組立済みのチャレンジャー1の基本色を確認したら、溶剤が飛んでしまっていたので溶媒液を補充しておきます。

今回はここまでです。次回はスミ入れ〜ウォッシング〜足回りの泥汚れなどの作業をしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #9 デカール

2023-05-17 19:26:33 | M8 タミヤ1/35

デカールを貼る前に少し塗装をしました。

 

▼サイドスカート、リア部分などへ跳ね上げた埃を塗装します。
転輪などへ吹きかからないようにコピー紙を切ってマスキングします。

 

▼タミヤアクリルXF-52フラットアースにXF-57バフを混ぜて塗装しました。

 

▼履帯にも同じ塗料で塗装しておきました。

 

▼履帯のゴム部分を転輪ゴムと同じようにXF-85ラバーブラックでドライブラシ。
埃色が残った部分がそのまま泥汚れとなります。

 

▼例のブラックで塗装指示があった前照灯部分は箱絵を参考にして、XF-56メタリックグレイで塗っています。

 

▼車載用具で塗装を間違えていたので、塗り直しました。
矢印部分、金属として塗装していましたが、左にあるツルハシの柄なので木製として塗り直しておきました。

 

▼デカールを貼る部分にクリアコートをかけておきます。

 

▼デカールを貼り終えました。
後部エンジングリル上の星マークは凹凸がある部分へ貼ったので、貼った上からマークソフターを含ませています。

今回はここまでです。デカールが乾くまで一晩おき、次回はチッピングに進みたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #8 個人装備品とフィギュアの続き

2023-05-16 19:25:22 | M8 タミヤ1/35

前回からの続き、亀の歩みの如き進捗状態です💦

 

▼M1941 フィールドジャケットらしき軍服を塗装するため、顔と手をマスキングパテでマスキングしておきます。

 

▼組説の指示に従ってLP-55ダークイエロー2で塗装しました。
なお、タミヤアクリルXF-60が元の指示ですが、車両の基本塗装と同じ考えからラッカー塗料に置き換えて塗装しています。

 

▼塗装中に吹き飛ばしてしまったバッグの取っ手を真鍮板で付け直します。

 

▼メタルプライマーを塗布します。

 

▼無事に基本塗装が済んだバッグですが、裏返すと塗料が乗っていない部分がありました。
まあ、エアブラシの作業中に十分予想できた状態ですが......。

 

▼真鍮板を取り付けたバッグと一緒にLP-73カーキを筆塗りしておきました。

 

▼個人装備品の基本塗装が終了。
スミ入れなどのウエザリングは車体とあわせてやりたいと思います。

 

▼フィギュアの基本塗装も終わりました。お顔はまだ進めていません😅
今日は疲れたのでお顔の部分は、また後ほど作業したいと思います。
ブーツはXF-10フラットブラウンを筆塗り。マスキングの吹きモレ部分をオリーブドラブ、ダークイエロー共に筆塗りで修正しています。

とりあえず個人装備品とフィギュアの基本塗装が終了。
次回はデカール貼りに取り掛かりたいと思います。
キットのマーキングはヨーロッパ戦線とだけ書かれていて、部隊名などは明示されておりません。
デカールの4051863-Sをネットで検索すると、第2機甲師団第67戦車大隊本部に所属という記事をみつけました。

M8 Howitzer Motor Carriage European Front, WWII "USA 4051863-S"

フィギュアのデカールは階級章のみとなりそうです。

今回はここまでです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #7 個人装備品とフィギュア

2023-05-12 21:16:27 | M8 タミヤ1/35

残りの個人装備品の塗装をします。

▼マホガニーサフを全体に吹きました。

 

▼フィギュアはブラックサフを吹いておいたので、ハイライトとしてホワイトサフを吹きました。
サーフェイサーは0.3mmのエアブラシを使うことにしているので、マホガニー、ホワイトと続けて0.3mmのエアブラシを使って塗装しています。

 

▼バッグ類は、LP-73カーキで全体をエアブラシした後、砲塔に付いていたバッグと同じようにタミヤアクリルXF-60ダークイエローでドライブラシをかけました。
寝袋、ダッフルバッグ、バラックバッグはLP-73カーキで塗装。ヘルメットはLP-28オリーブドラブで塗装しています。
バックのひとつが真鍮板で作った取っ手がドライブラシをかけている時に取れてしまいました。
ピーンと飛んでいき、見つからなくなってしまったので、作り直しとなってしまいました😢

 

▼フィギュアは肌とズボンを塗装しています。
肌はLP-66フラットフレッシュ、ズボンはLP-28オリーブドラブを使いました。
ひとり、腕の位置がおかしかったので、付け直すためひっぺがしました。
胴体とはがしたことで手の肌色が塗りやすくなったので、エアブラシしておきました。

今回はここまでです。次回は続けてフィギュアの塗装をしていきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #6 細部の塗り分け

2023-05-11 21:07:38 | M8 タミヤ1/35

M8の細部の塗り分け作業をしたいと思います。前回の作業はこちらです。

▼前回はハイライト塗装をしましたが、エッジへのハイライトをしていなかったので、忘れないうちにまずはその作業をば。
タミヤアクリルXF-64オリーブドラブにXF-4イエローグリーンを少々足して作ったハイライト色を平筆に付けて、ドライブラシの要領で各部のエッジへハイライトを追加していきました。

 

▼転輪及び上部支持転輪のゴム部分を塗装します。タミヤアクリルXF-85ラバーブラックを使いました。
ドライブラシの要領でゴム部分を塗装。
すでに下地の泥色としてフラットアースやバフを吹いているので、ゴム部分がかすれた箇所がそのまま泥汚れとなります😄

 

▼こんなかんじになりました。

 

▼個人装備品は、タミヤアクリルXF-60ダークイエローをドライブラシ。

 

▼後部OVMの塗り分けが終わりました。
金属部分はX-18セミグロスブラックをベースにしてXF-56メタリックグレイをドライブラシ。
柄の部分はベースをXF-10ブラウンをベースにXF-60ダークイエローをドライブラシ。
灯火類はM4A3 105mmの塗装指示を参考にしてブラックとレッドで塗り分けました。
かなりテカっていますが、セミグロスクリアを吹き、今後のウエザリングで落ち着いてくると思います。

▼使ったのはタミヤアクリルとVIC Hobbyです。

 

▼前照灯は、シルバーとブラックを塗るように指示がありましたが、箱絵を参考にしてすべてシルバーで塗装。
砲塔側面に装備されるグローサーは、ベースをX-18セミグロスブラックで塗ってXF-56メタリックグレイをドライブラシ。
このグローサーにはウエザリングで錆と埃を表現するつもりなので、塗装した色はほとんどわからなくなってしまうかもしれません。
12.7mm M2機銃はベースをXF-1ブラックで塗り、XF-56メタリックグレイでエッジを中心にドライブラシをかけました。
銃弾はX-12ゴールドリーフで塗り、ベルトリンクの表現はブラックで引きました。

 

▼フィギュアと、砲塔側面に付けたり車体後部に置く個人装備品の塗装がまだ残っています。

今回はここまでです。次回は装備品、フィギュアの塗装をしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #5 基本色〜ハイライト

2023-05-01 21:54:26 | M8 タミヤ1/35

前回は基本塗装のシャドウ吹きで終わっています。

今回はその続き、基本色オリーブドラブを塗装した後、ハイライト塗装までの作業をしました。

▼オリーブドラブを塗布しました。
塗装を参考にしているホセ・ルイス氏は、シャドウ色をベースにして基本色のオリーブドラブもハイライト扱いにしています。
よって同じように塗装した結果、写真のようになりました。と言っても当然私の方が数段劣った出来ですが.....😅

▼続いてハイライト1を塗布しました。
何を血迷ったかハイライト1で上から下へ吹いて筋状の汚し表現をやってしまいました。
筋が太過ぎて全く様になっていません😓 が、もう開き直って進めてしまいました。

▼続いてハイライト2を塗布しました。
ハイライト1を吹いた部分の中心に重ねるようにしてエアブラシしています。
筋状を修正するために基本色のオリーブドラブを吹きましたが、ますますカオス状態になってしまいました。
もうカラーモジュレーションとは言えない状態です。

▼エアブラシではハイライトを入れにくい各部のディテール(ペリスコープや取っ手やフック、ボルト頭など)には、細筆を使ってハイライト色を塗っていきます。
ハイライト2にC-44タンを混ぜてさらに明るい色を作り、塗っていきました。

▼細筆を使ってこんな感じに塗りました。

▼砲塔内部の塗り分けをして、砲塔の左右パーツを接着します。
予備砲塔の薬莢部分はタミヤアクリルX-12ゴールドリーフで塗りましたが、塗料の保存の仕方が悪かったのか溶剤が飛び気味でとても塗りにくかった。
ザラザラした金色の粒子を乗せていると言う感じです。

▼マスキングテープを使って砲塔左右のパーツ接着面を押さえています。
サイドスカート前部がはがれかかっていたので、同じようにマスキングテープで押さえています。

今回はここまでです。基本塗装の仕上がりが予想外(悪い方に)の出来になってしまいました。
この状態がウエザリングを経てさらに悪くなるか、それとも改善されるか、ちょっと先が怖いですが進めていきます。

次回はチッピングを行いたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M8 1/35 タミヤ #4 基本塗装〜シャドウまで

2023-04-30 21:33:19 | M8 タミヤ1/35

M8の車内塗装はスプレー技法を失敗し、スポンジチッピングもパッとせず、お恥ずかしい出来で写真も撮り忘れてしまいました。
今回は気を取り直して車体の塗装に取り掛かかっていきます。

▼オリーブドラブの基本塗装に入る前に履帯、転輪などの足回りを塗装します。
車体下部はすでにブラックサーフェイサーを吹いています。
泥汚れを表現するために、フラットアースを下地のブラックが残るような感じでエアブラシで薄く塗布します。
フラットアースはタミヤラッカーLP-74を使い、溶剤はタミヤラッカー溶剤を1:1で薄めています。

▼さらにLP-74フラットアースにLP-75バフを加えた明るめの泥色をランダムにエアブラシで吹きました。

▼泥汚れを付けた足回りにサーフェイサーが付かないようにマスキングしておきます。
サイドスカートはPITマルチで仮止めしています。

▼砲塔はオープンタイプなので、塗装を考慮してまだ組み上げ(接着)していません。
サイドスカートと同じくPITマルチで仮止め状態です。

▼プライマー入りサーフェサーを吹きました。
クレオスのグレーサフ#1000をレベリングうすめ液で1:1に薄めて塗布しています。

▼基本色オリーブドラブは、クレオスのオリーブドラブカラーモジュレーションセットを使います。
まずはODシャドウ色を全面にエアブラシしました。
薄め液はサーフェイサーの時と同じレベリングうすめ液を使い1:1の割合で薄めています。
オリーブドラブのカラーモジュレーションセットは、M5A1の時と同様にシャドウ色を全面に塗装するケースが多いため、シャドウ色だけが残り少なくなってしまいました。
そのためハイライト1、ハイライト2はシャドウ色に比べて多く残っています。
シャドウ色だけのために新たなセット(4種類入り)を買うのは勿体無いので、シャドウ色はオリーブドラブとブラックを足して自作しようと思います。

今回はここまでです。次回はオリーブドラブ基本色、ハイライト1、ハイライト2の順でカラーモジュレーション塗装をしていきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする