下の「モクレンの詩(山村暮鳥)」は、2年前、円照寺(東志方広尾)のモクレンを見たときのブログです。
今、我が家の白モクレンも咲き始めました。写真は、今朝(3/17)の我が家のモクレンです。
モクレンの詩(山村暮鳥)
いつの頃だったか、はっきり覚えていません。国語の時間に山村暮鳥の詩「雲」読みました。
その後、この詩だけは、私の記憶に張り付いています。おせっかいですが、紹介します。
雲
おおい雲よ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきそうじゃないか
どこまでゆくんだ
ずつと磐城平(いわきだいら)の方までゆくんか
ゆったりとした詩です。こんな詩は好きですね。
また、彼はモクレンを次のように歌っています。
木蓮の花が
ぽたりとおちた
まあ
なんといふ
明るい大きな音だったろう
さようなら
さようなら
暮鳥は、この詩にどういう気持ちを込めたのでしょう。
72歳(2年前)のおじいさんは、ちょっと物悲しく聞こえました。
「元気を出さなくちゃ」
「ぼたっ」と落ちないように。
「さようなら」といわないように。(no143)
*写真:我が家のモクレン(今朝・3/17日撮影)
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