加古川市の水風景(28) 七ツ池(東志方細工所)
七ツ池の位置図をご覧ください。
細工所から野尻の谷に沿って「七つ」の池が並んでいる「七ツ池」です。
七ツ池は絵に描いたような典型的な「重ね池」です。
「・・・七つ池の西から三つめは上ノ池で、七つ池の中で一番大きな池です。
「上の池」の堤は、西南隅の「うてみ」(越水洪水吐)のそばだけが特別に太くなっているのが目につきます。
この池は両側の山から大小いくつもの谷によって水が流れ込んでいます。
ここは、すぐ上の平池の「うてみ」のあるところで、うてみを落ちる水といっしょになって、雨の日などはすさまじい水勢いで上の池に流れこっます。
この水をまともに受けているところが堤のふとい部分になっています。
余話:「上の池」は兵庫県で一番早く旧石器が発見された場所です。
写真上:「上の池」と「平池」と堤防 下:「新池」、向こう池は「下の池」と堤防
図:七つ池
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