健康楽園。

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ユンディ・り。

2005-09-24 | 聴けた!imaging.
2000年に開催された20世紀最後のショパンコンクール優勝のユンディ・りさんのリサイタルを聴きに長野に向った。チケットの手配が遅れたのので、もう今年5月の時点で、東京サントリーホールでの2回、横浜みなとみらいホール、愛知県芸術劇場コンサートホールは、いづれも売り切れ。もう長野県県民文化会館しか残っていなかった。
名古屋を夜12時に出て、野辺山で一休み、141号線を北上、佐久インターから長野に向った。合計5時間半くらい掛かったかなー。
長野市は快晴で気持ち良い空気。
舞台に向って左側、前から2番目という良い席・最初がモーツアルトのピアノソナタ10番K380.とっても可愛い親しみやすい大好きな曲。内田光子さんのCDと宮沢明子さんのレコードで楽しんでいた。ユンディ・リさんの演奏も若々しく明るく良かったです。
二曲目はシューマンの「謝肉祭」OP9、これは素晴らしい演奏だった。第一曲目の「前口上」から力強い輝かしい音が鳴り響く。20曲を一気に、スペクタクルのように豊かに弾き切った。お見事!!素晴らしい!!
休憩を挟んで、第三曲目はリストの「スペイン狂詩曲」。この演奏が、本日のベストだと感じた。初めて聴く曲だったけど、スペイン民謡、フラメンコギターのメロディも織り込まれていて、超絶技巧もあり、ものすごくエネルギッシュな演奏。脱帽です!
最後は、ショパンコンクールに優勝したときに弾いた曲、併せてポロネーズ賞まで獲ってしまった・ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ」OP22.
これは、もう手馴れた18番。素晴らしい演奏だけど。もうコンクールの時に出来上がってしまったんだろう。楽しめて、思いっきり酔えて、楽しんだけど!チャレンジ、新鮮さでは、スペイン狂詩曲が一段上かなーーー?
でも素晴らしい。とにかく5年ごとにポーランドで開催されるショパンコンクール1985年のS・ブーニン優勝以来、1990、1995年、2回とも優勝者なしという厳しい結果だったんです。
そこで、前回・中国人に、ユンディ・リが優勝!姿も良し!いけめんでもあるから人気も上がるわけですね。
ステージ姿が、キリットしていて、微笑みをたたえていて、シビレがくるのがわかりました。
女性の観客の圧倒的なこと、「可愛いーーーー!」なんて、みんな叫んでいるんだから・・・・・。
私も、感激して、楽屋に押しかけたが、入り口で拒否された。当たり前です。それではと、出口で粘りましたら、ラフな白いTシャツで出てきました。目がちかちかするから、との、マネージャーの制止を振り切ってパチリできました。
ポリーニやアシュケナージのようなすごい歴代優勝者のように成長していって欲しい!!
今年秋5年ぶりに開催されるショパンコンクール。私の大好きな松本和将くん。優勝目指して、頑張ってほしい!
コメント
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