辻邦生さんの本は高校時代座右の本だった。
「夏の砦」「安土往還記」など、心を打つ瑞々しい作品たち。
まだ読んでいなかった「西行花伝」に挑戦。
西行がまだ、北面の武士として活躍していた時は、まだ俗名佐藤義清。
全体は21の章からなっている。
佐藤義清の2歳上の従兄、西行の弟子藤原秋実、、、、、、。
西行が年を重ねるにあたり関わった方々の視点から21章が語られる。
多面的かつ立体的の西行像を浮き彫りにして実像にせまります。
しかし、これは小説というよりも詩編。
西行の和歌が、各章ごとに、見事に散りばめられて、、、、、楽しませてくれます。
中世という激動の時代の波に揺れた世捨て人の心象が痛いように伝わる。
権力争いに敗れた崇徳院の凄まじさ。
西行に対する優しいオマージュの叙事詩。
白州正子さんの「西行」読みたくなりました。
「夏の砦」「安土往還記」など、心を打つ瑞々しい作品たち。
まだ読んでいなかった「西行花伝」に挑戦。
西行がまだ、北面の武士として活躍していた時は、まだ俗名佐藤義清。
全体は21の章からなっている。
佐藤義清の2歳上の従兄、西行の弟子藤原秋実、、、、、、。
西行が年を重ねるにあたり関わった方々の視点から21章が語られる。
多面的かつ立体的の西行像を浮き彫りにして実像にせまります。
しかし、これは小説というよりも詩編。
西行の和歌が、各章ごとに、見事に散りばめられて、、、、、楽しませてくれます。
中世という激動の時代の波に揺れた世捨て人の心象が痛いように伝わる。
権力争いに敗れた崇徳院の凄まじさ。
西行に対する優しいオマージュの叙事詩。
白州正子さんの「西行」読みたくなりました。