健康寿命。

日本人の平均寿命。
女性は、相変わらす連続世界一を続けています。
８６、８３歳。
すばらしいです。
男性も３位に上がって来て８０歳を越えて来ました。
すばらしい。
自分では、あと、何年あるかなーーーーとも思います。
寝たきりになって生きるのは周りの方々に負担が大きくかかりますし、
医療費も膨大に必要になります。
やはり、なってたって健康寿命が大事。
なかなか難しいですが、健康である時期を限りなくは無理ですが、
なるべく長く保つようにしていきたいです。
あまり体にいいことしてないなーーーと反省。

安全、正確で清廉な国。

戦後７０年。
第二次大戦の敗北の要因ばかりあげつらう記事が多い、今月８月。
日本経済新聞は、敗戦後７０年経過しての、日本の強みは何かを特集してくれた。
第一回は、堺屋太一さん。
戦争時の「忠君愛国」「勤勉孝心」から、戦後の「効率と平等と安全」へ。
日本で刑務所に収容されている人は約６万３千人。
アメリカは何人か？　　　　何と２２４万人！！！！
人口当たりにしても１４倍になる。
次いで、ロシアは、９、６倍にもなっている。
人口１０万人あたりの殺人事件は、０、８件。
アメリカは、４、７件にもなっています。
交通機関の時間の正確さも、特筆すべき利点。
そして、汚職の少ない「清廉は国」でもある。
中国は、汚職で逮捕される人が、年間５万人にもなっている。

海外へ行くと、日本の良さが再認識されることもあります。
いいところは、自信をもって伸ばしていきたいですね。

敗戦の日を前に読んでみる。

阿川弘之さんがお亡くなりになりました。日本の良心がまた一人消えてしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
敗戦後７０年、戦争を知らない私でさえ無謀な戦争が何故起ってしまったか？？？
阿川さんの３部作の中から「井上成美」を読んでみた。
海軍の大将まで登り詰めた井上さん、一貫して開戦には反対しました。
「為政者が軍を私兵化し、自らの野心のために国軍を使ったもので、およそ聖戦にほど遠い。
こんなことで命を捨てさせられる国民こそ　いい面の皮だと私は思っていた」
日本海海戦で勝利した東郷元帥についても「人間を神様にしてはいけません、神様は批判できませんから」
と、神格化、東郷神社の再建にも反対している。
山本五十六元帥に対しても、２年は暴れることができると言わずに、この戦いは負けるからやらない。
と、何故言わなかったか、「天に代わり山本を誅するものなり」と、言っている。
国の軍事予算使用に関しても「大和」「武蔵」の建造に反対、海軍はすべからく早く空軍化すべし、と唱えた。
なぜ、ズルズルと開戦に至ったか！！！！
今となっては、読むのも空しい。

ドイツにはヒットラー暗殺計画があった、イタリアにも反ファシスト勢力があった。フランスにもパルチザンが。
日本は、すべて集団的に纏まって進んでしまう。
敗戦後７０年、ドイツの首相はギリシャへ行っても、欧米どこへ行ってもナチスの件では謝罪し続けている。
ペコリ、ペコリと、まずは謝罪。
日本は、どうなんでしょう。

健康寿命学入門。

日本男子の平均寿命も８０歳を越えてきました。
元気で何でもできる健康寿命も大切ですね。
「人生は長い。だからこそ考えたいのは、健康寿命」
「健やかに、いきいきと過したいものです。
元気に過ごせる人生の期間を健康寿命といいます。
日本新訳は、一人ひとりの命のために
健康寿命が延びる、そんな未来のために。」
というコンセプトでできている本。
各専門医が執筆して、日本経済新聞、朝日新聞のコラムに連載された記事を一同に集めました。
１章、健康作りの生活学。２章、変わりゆくからだと向き合う。３章、気になる病いと向き合う。
から構成されています。
和田誠さんのイラストが優しく楽しい。
日野原理事長監修です。
ただ、市販されていないのが残念です。日本史薬株式会社さんからいただきました。