堀田善衛さんといえば、大昔、学生時代「インドで考えたこと」読んで以来かもしれない。
日本経済新聞の、コラム、半歩遅れの読書術、、は、毎週、本の紹介が楽しみです。
1918年生まれで、とうの昔に、他界された、堀田善衛さんの、岩波新書版。
スペインは、憧れの国で、ガウディのサグラダファミリア教会や、グエル公園、、、プラド美術館などなど、魅力いっぱいのまだ見ぬ国です。
この本は、そのような観光地は、一切登場しなくって、スペインの片田舎、レオン地方やら、エストレマドウラ地方、アンドリン村など、荒涼とした田舎なれど、
スペインの歴史を、今に伝える、地域、村、が、描かれてます。
ヨーロッパ、西の辺境であり、アラブイスラム文明の西の辺境であったスペイン。アジア東の辺境といえる日本との共通点は皆無とも感じます。
スペインは、ローマ帝国時代、西ゴート族時代、アラブイスラム文明時代、キリスト教文明時代と、それぞれに支配され、それをひと束に重ねて切断して見せてくれる。
シチリア島に似ているのかとも感じます。
1930年代の内戦、その後、40年間にわたる独裁政治時代は、現代歴史の重要な姿です。
その、各々の文明の名残が現存する、地域や村を歩いた旅行記でもある「スペイン断章」
7つの海を支配していた黄金時代に、中南米、インカ帝国を、滅ぼすところなど、読むに耐えない残酷さで、ナチスより酷いとも感じる。
近い将来、旅する土地、風土を、学び取るため、このような、暗い、負の側面も、知ることができる、貴重な情報源になりました。
日本経済新聞の、コラム、半歩遅れの読書術、、は、毎週、本の紹介が楽しみです。
1918年生まれで、とうの昔に、他界された、堀田善衛さんの、岩波新書版。
スペインは、憧れの国で、ガウディのサグラダファミリア教会や、グエル公園、、、プラド美術館などなど、魅力いっぱいのまだ見ぬ国です。
この本は、そのような観光地は、一切登場しなくって、スペインの片田舎、レオン地方やら、エストレマドウラ地方、アンドリン村など、荒涼とした田舎なれど、
スペインの歴史を、今に伝える、地域、村、が、描かれてます。
ヨーロッパ、西の辺境であり、アラブイスラム文明の西の辺境であったスペイン。アジア東の辺境といえる日本との共通点は皆無とも感じます。
スペインは、ローマ帝国時代、西ゴート族時代、アラブイスラム文明時代、キリスト教文明時代と、それぞれに支配され、それをひと束に重ねて切断して見せてくれる。
シチリア島に似ているのかとも感じます。
1930年代の内戦、その後、40年間にわたる独裁政治時代は、現代歴史の重要な姿です。
その、各々の文明の名残が現存する、地域や村を歩いた旅行記でもある「スペイン断章」
7つの海を支配していた黄金時代に、中南米、インカ帝国を、滅ぼすところなど、読むに耐えない残酷さで、ナチスより酷いとも感じる。
近い将来、旅する土地、風土を、学び取るため、このような、暗い、負の側面も、知ることができる、貴重な情報源になりました。