ホワイトナイツ 白夜ソニー・ピクチャーズエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
見逃していて、ずっと見たいと思っていた映画。ようやくDVDで思いを遂げた感じ。米ソ冷戦時代の映画だから当然アメリカ寄りの表現になってるが、逆にアメリカを抜け出したレイモンド(グレゴリーハインズ)に、ニューヨークハーレムの貧困、人種差別を語らせるなど、アメリカの恥部を描くことも忘れない。
後半アメリカ領事館に逃げ込みを図るところから一気に緊張感溢れる展開になる。領事館の直前で3人のソ連警察官に抑えられるダーリャの場面は、中国領事館に北朝鮮の方が逃げ込んだ場面をそのまま見るようだし、人質交換によりレイモンドとダーリャが再会する場面は感動的だ。
とにかく、この映画・踊りの場面が素晴らしい。G・ハインズが、練習場で、踊りまくるタップダンスは洒脱で圧巻!!!こんな踊りがあったのかという意外性にも富むし、圧倒されちゃいました。
ミハエル・バリシニコフの踊り、表現力も凄い。一時代を築いたスターここにあり。鍛え上げた踊りを見せつけられる。
踊り好きの私には、この二人の踊りを見るだけでも大満足の作品でした。