2011年7月3日(日)、昨夜9時にサインシャンドを夜行列車で出発し、今朝8時過ぎにウランバートルに到着した。 ウランバートルで明日の早朝まで時間があるため、ウランバートルから70㎞ほど西方にある花の咲いている草原に案内してもらうことにした。 ウランバートルも中心部から外れると未舗装で凸凹道が多く埃がすごい。前を走る車があると視界が遮られて何も見えなくなる。 それでもカラコルムへ向かう幹線道路は舗装がしてあった。
この幹線道路から外れて草原の中を北へ向かってしばらく走ると、尾根筋や山腹に森が分布しているなだらかな草原に到着した。 途中低湿地らしい場所にはワタスゲが群生していた。 ここで旅行社が用意してくれた幕の内弁当(おかずはトンカツだった)を食べ、2時間ほどそれぞれ思い思いの場所に行って植物や昆虫を観察したり、写真を撮ったりして過ごした。
この土地は個人所有で、かつてはエコツーリストのキャンプ地として使われていたゲルや小屋が残っていたが、今は使われていないということだった。
やはり一面の緑は気分がいい。こんなところでのんびり暮らすのもいいかも…。と思わせるような景観が広がっていた。
〈午後9時サインシャンド発ウランバートル行きの夜行列車に乗り込む、この時間は夕日が沈んだばかりでまだ明るい。〉
〈ウランバートルから約70㎞ほど西北西に行ったところにある花の咲く草原〉
〈モンゴルの草原でお昼の幕の内弁当を食べる。〉
〈低地にはワタスゲの群落が見ごろとなっていた。〉
〈東ゴビ砂漠の荒漠とした風景と比べると、まるで別世界の風景である。〉
【モンゴル最後の晩餐は、中国風?しゃぶしゃぶ】
今日で今回のモンゴルは最後の日となった。 明日は午前4時半頃には空港に向けて出発しなければならない。 昨年は全員がひどい下痢に見舞われて参ったので、今回は飲み物や食べ物には注意していた。 ここまでは皆無事にきている。 仕事も無事終わったので、今日はもう大丈夫だろうと、皆少々気を許してかなりの勢いで食べている。〉
〈モンゴル最後の晩餐は国籍不明のしゃぶしゃぶだった。〉