2011年7月1日(金)、昨年からすれ違いばかりで、なかなかお会いすることができなかったドルのゴビ県のガンホヤック知事に、ようやく今日の午前中に知事室に招かれ、状況報告をすることができた。 もともとこのプロジェクトのスタートは知事の発想から始まったものである。 彼は信州大学に留学し、日本のモンゴル大使館にも勤務していたことがあるため、会話は通訳抜きで日本語でできることがありがたい。 現状の進捗状況とこれからの取り組み方針について我々の考え方を話した。 知事も、「緑化は積極的に進めているものの、よそから持ってきた苗木がうまく育ってくれるかが心配だ」と語っていた。 我々は、「まず地元で育っている植物を地元で緑化用に生産できる体制をつくいうこと」を提案し、今年から試験的にそれを開始したところであった。 今日も地元TV局が取材に来ていたが、彼らは我々の会話の内容が全くわからず、会談が終わった後でインタビューを受けた時に、「知事はどんなことを言っていたのか?」と聞かれた。
夜は知事の招待で夕食をご馳走になった。 その時に、「明日は、遊牧民たちの馬の競技大会があるので見に来ないか?」と言われた。 我々にしてみれば、そんな大会を見る機会など二度とないだろうから、明日の予定を変更してでも「是非見学させてほしい。」とお願いした。
〈ガンホヤック知事に現在までの調査結果の概要と、これからの方針を説明する。〉
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